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役割が小さくなっても、あなたは期待されている。

こんにちは、rebornの羽渕です。今日もコミュニケーションを楽にするためのヒントをお届けします。

どの仕事もどのポジションも重要な役割

キャリブレーションは期待値を調整する仕事です。いわゆる昔からある評価面談に近い内容ですね。
評価面談には昇格や降格という概念があります。昇格は良いことでありおめでたいこと、降格は悪いことでありおめでたくないことという価値基準で動いている印象はありませんか。
僕も以前はそれを前提で考えていたため、降格について相手に伝えるのは申し訳なく感じて、話すのが嫌だなと思うこともありました。

でも、本当はどの仕事もどの役割も、とても重要ではないでしょうか。

経営もマネジメントも現場作業も、どれも重要な仕事ですよね。もちろんアシスタントとしてコツコツ進めていく役割も重要な仕事です。どの仕事も担う人がいなければ会社は成り立ちません。それぞれの役割について、会社は相手に期待をして信頼をしているからこそ仕事を任せているのです。

全ての役割は期待されて信頼されている

ポジションの高い低いは関係ありません。お互いの期待値がずれていたり、相手から信頼されていなかったりするのは、とてもつらい状況です。どの役割を担うのかではなく、会社の期待値と個人の期待値がすり合う役割がどこなのかが重要です。
すり合う役割によっては、現在とは違う部署へ異動する必要があるかもしれません。また、ポジション変更や役割を小さくする必要があるかもしれません。もちろん、お互いの期待値がすりあえば役割を大きくする場合もありますね。
たとえ役割が小さくなっても、契約見直しになっても、期待されていて信頼されている状況になるのであれば、会社と個人にとってはベストな形であり一番いい関係です。
そのような考え方にシフトしていくことを、キャリブレーションでは大事にしています。

全ての役割は、期待されて信頼されています。
役割を小さくしても、あなたは期待されているし信頼されているのです。役割が下がったから評価されてないわけではありません。ここが、以前の評価制度とキャリブレーションのあり方の大きな違いではないかと思っています。


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