【理学療法士】専門学校卒でも大学院に行けるって本当?👉👉行ったヤツ🤩が直解説👍
大学院で学んだ公衆衛生学や疫学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。
たくさんの理学療法士が、小さな病院からでも様々な症例報告や臨床研究の成果を共有すると皆の健康にとってとても有益になると考えているため、臨床研究支援の記事も書いています。
私は、専門学校卒なのですが、ある方法を使って大学院に進学しました。
専門学校卒の理学療法士は、そもそも進学を諦めている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、専門学校卒の理学療法士が大学院受験するために必要な、「もう1ステップ」についてお話しします。
‖ なぜ臨床の理学療法士が大学院進学なの?
私の学生時代の臨床実習指導の先生(師匠)は、「理学療法士になった後は、臨床業務と並行して必ず臨床研究をするように」と指導をしてくれました。
しかし、臨床研究が重要と言いつつ、実際に就職してみると臨床研究など程遠い状態でした。
周りに臨床研究を十分に指導してもらえる体制が無かったので、何からすれば良いのか、どうすれば良いのか暗礁に乗り上げてしまいました。
師匠:理学療法の臨床には、臨床のプロがいる。技術は、先輩をしっかり見て学びなさい。
臨床研究にも、臨床研究のプロがいる。大学院でプロからしっかり教えてもらった方が良いよ。
臨床研究ができるようになることは、長い目で見てジローちゃんの武器になるよ。
ジ:先生もご存知の通り、私は専門学校卒なんです。何か方法はあるのですか?
師匠:方法は2つある
ジ:2つ???
‖ 方法① 大学院進学に足りる実績を作る (入学資格審査を受ける)
大学院の受験を受けるための審査を受ける方法がある。
入学資格審査の基準は、各大学院で違うからね。
どこの大学院に入るか決まっていないのであれば、入学資格審査の要件が違うから気をつけて。
入学資格審査で落ちたら、また来年以降だよ。
*近年のリスキリングの流行なのか、大学も高校生のみに対応していたら学生を確保できないためか、基準も甘くなっている気がします。基準を超えていれば、②の方法をとらずに、すぐに大学院受験できるかもしれません。
‖ 方法② 大学に行き直す(学士をとる)
もう一つは、大学に行き直すって方法ね。
ジ:大学?仕事を辞めて?
師匠:違う違う。通信制の大学ね。
ここだけの話、大学院に入るための大学進学なので、学部は何でもいいよ。経済でも芸術でもね。
学士を持っていれば、大学院の入学資格審査はいらないから、審査で落とされることは無いからね。
ジ:調べてみます
‖ 例外 何かの大学を出た後、専門学校に行き直して理学療法士になった人
理学療法士の前の経験が、ついに活かされるときが来ましたね。
何の学部に関わらず、入学資格審査は不要です。
そのまま、大学院試験対策へ行っちゃってください!
そして、臨床1年目の2月頃に、大学に願書を出しました。
(試験は、形だけの小論文:この大学に入る動機と、この経験をどう活かしたいか)
図解
‖ その後、どうなった?
2年目、3年目で通信制大学
4年目は呼吸療法認定士の試験(中休み)
5年目に大学院受験
6年目に、ついに念願の大学院に進学できました!
今の人なら、もう少しスマートに行けるかもしれません。
一つのモデルとして考えて下さいね!
*ちなみに、この時はリハ系の大学院に進学しました。
公衆衛生大学院に行き直したのは、この後10年以上後です、、、。
■まとめ
専門学校卒だとしても、大学院を狙えます。
入学資格審査の要項を見て、自分が大丈夫そうなら、資格審査を受けてみて下さい、
通信制大学に行き直す手もあります。
この時の学びは、直接リハビリと関係ありませんでしたが、リーダーになった時に活かされました。
臨床に出ても、学び直す機会はあります!
専門学校卒でも、一発逆転を狙って欲しいですね。
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