【R36:WORKS】自然と旅と酒をこよなく愛し、呼び起こされる「状態」を描く
茨城県取手市在住の絵描きであり、ライブペインティングパフォーマーとして知られる近藤康平(こんどう・こうへい)。彼の絵の描き方やインスピレーションを得る方法、ライブと個展への思い、2020年に発売した画集について聞いた。
見たままの景色ではなく、その時の感覚を呼び起こす絵近藤は美術学校等には通わず、独学で絵の描き方を身に着けた。
「何をどうすればいいかも分からないところから、トライアンドエラーを楽しんできました。今は、主にアクリルガッシュを使って、指で直接キャンバスに絵を描