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ECささげ業務のお悩みって、まさにコレ。

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この度の令和6年能登半島地震で被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げますとともに
皆様の安全と被災地の一日も
早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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リユースECの悩みあるある

ある質店やヴィンテージショップからの直接聞いた話に共通する悩みがあったので記事に起こしてみたいと思います。

ささげ業務やリユース系のECショップで多く起こっている問題かと。


ささげ業務の多くは、現場の作業と並行して行っていることが多いと聞きます。
実際に私もECショップを始めたときは、一人で出品作業をしながら、お客さんがきたら査定と接客の繰り返しでした。
集中力が途切れたり、切り替えが上手くいかなかったりして、効率が悪いんですよね。生産性という点でも数値化しづらい部分もあります。

このようなことは質店やリユース店での悩み、課題として社長や責任者の方々からよくお話を聞きます。

店頭の接客販売がメインの実務だけど、お客さんがこない間の時間にささげ業務(EC出品業務)を行っていたりと。

現場スタッフの不満

「現場のスタッフからは、どちらに集中すればいいのですか?」
「どちらの業務が評価されるんですか?」と聞かれたりもするらしい。


経営側から考えると、個人の指標で考えたときにKPIをどうせっていればよいのか悩みますよね。どちらもやっていると、評価基準がつくりづらくなるのがデメリットだと思います。

ささげ業務の現場を理解しているか。

そんな中でも、指示をする現場の店主やEC責任者は、実は、現場の生産性を把握していなかったりすることが多いです。
経営者、管理側が自分でささげの作業をしたことがないので、どれくらいのスピードで作業ができて、生産性を挙げられるのか?が、いまいちわかっていないので、現場スタッフにもっと早くやってくれとも言いづらい。
社長は何もわかっていないよね、と。

現場としては最善をつくしていて、ルーティンは崩せない。

経営者やマネージャー側と実務をおこなうスタッフとは視点が違ってきます。このあたりのギャップに悩んでいるパターンが多いです。

「こんなに人数がいるのに、何でこの点数しか登録できていないんだろう」という感覚をもっている経営者、管理側の専任スタッフが多かったりします。


人によってセンスがが出てしまう。

ささげ業務あるあるとして、
人によっても撮影スピードが速くセンスがいい人もいたり、ピントがあっていなくて撮影のスピードも遅い、そして何故かアップロードしてしまっているなど、個人によって差が出たりします。
写真の角度などおおよそのマニュアルがあっても、その人のセンスが出てしまったりします。


ささげ撮影のクオリティの差

アイテムによっても、作業スピードも異なってきます。

バッグだと時間がかかるが
ジュエリーだと早く対処できる、とか。

これに当てはめた場合は、ささげ作業を行う現場スタッフが、個人の評価が登録点数とスピードが評価されると分かっていたら、ジュエリーを優先して手に取ってささげ業務をやって、「残ったバッグは私がやるのか…」と現場に不協和音が鳴り響いたりと。

仕組みやルール、マニュアルづくり、どの人が、どの役割で何に責任をもってやるのか、業務オペレーションの改善を含めて目をぎらつかせながら、現場のマネジメントの徹底することが欠かせません。

ささげは一時間ごとの生産性が命かと。

ささげ業務の前に時間がとられる。

クリーニング作業が以外に時間がかかったりします。バッグの場合だと、内側やポケットのゴミやほこりをとったり、表面の汚れをクリーナーで落としたりと以外に時間がかかるんです。


ささげ業務前のクリーニングの様子



費用対効果でみたときに、シャネルのマトラッセやエルメスのバーキンのような高単価な商品であれば、多少時間がかかっても、売り切ってしまえば気にならないかもしれません。
ですが、低単価のセレクトショップメーカーのリユースのバッグなどは売れるけど時間を掛けたら利益率(利益額)を圧迫してきます。

作業するスタッフの一時間当たりの人件費を換算したときに、クリーニングからささげしてアップロードするまでにどのくらい時間がかかるのか、一時間1500円の時給だとして、割に合っているのか。

このあたりの生産性を追求せずに、なんとなくゆっくりと現場を回していると、単価が数千円から数万までは苦しくなってきますよね。

ささげ業務を内製化するべきか。

ささげ業務は重要でありますが、ルーティンワークでもある分、できるだけ自動化するか、低コストに抑えるか?がカギになってきますよね。

例えば、時給の高い正社員がささげ業務を担当したら費用対効果が合わない。経営者の視点では、もっと利益をあげるための行動をその担当はするべきという判断になりますよね。

「人員がいない、急に辞めてしまって出品作業が遅れている…」
「買取や仕入れが今月多くなってしまって、月間登録目標にささげ業務が間に合わない..」


人員がいない、急に辞めてしまって出品作業が遅れている


こんな状況であれば、ささげのアウトソーシング、外注をお勧めします。

アウトソーシングする際に選ぶポイントは、アパレルに強いのか、時計やジュエリーに強いのか、リユースならば中古に対応して専門的にやっているところなのか、など総合的に判断して依頼をしていく必要があります。


ささげのアウトソーシング会社

判断基準としては
コスト(価格)、スピード、品質が一定数満たしているか、商品回転率をあげるべく、リードタイムを短縮させることが重要だと思います。

そのあたりを考慮して、外注先を選択していくのがいいかと個人的には思っております。

以上です。
リユースの現場の責任者の方にとっても参考になれば幸いです。


ささげ代行、出品代行にお困りであれば、一度ご相談を受け付けますのでお気軽にお声がけください。


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