デジタル広告市場「パブリッシャーサイドからみた実務とSSP及びアドサーバー」
パブリッシャーとは
パブリッシャーを規模別に分類すると、次のようになる。
【大手パブリッシャー】
TV、新聞社、Yahoo!といった大手ポータル等。
【中規模パブリッシャー】
一定のトラフィック数を確保できる特定のターゲット層特化型パブリッシャーや、趣味特化型パブリッシャー等。
【小規模パブリッシャー】
個人ブログなど、個人レベルで運営されるウェブページ等。
SSP(Supply Side Platform)とは
SSP は、パブリッシャーが広告枠の販売の効率化や収益の最大化を図るためのツール又はそのツールを提供する事業者をいう。複数の DSP やアドネットワークからのビッドの価格を比較し、リアルタイムビッディング(RTB)などにより、パブリッシャーが広告収益を最大化できる広告を自動的に選択するためのツールである。
パブリッシャー・アドサーバーとは
パブリッシャー・アドサーバーとは、パブリッシャーのウェブページ上に広告を配信するに当たり、入稿・配信・広告枠管理・効果測定・販売・データマネジメント等を行うためのサーバーを指す。
パブリッシャーは、複数のアドサーバーを使用する理由に乏しく、特段の理由(例えば、動画広告に特化した専用のサーバーが必要など)がない限り、単一のアドサーバーを利用するのが通常という指摘がある。
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