見出し画像

【6日目】アンナプルナサーキット(ネパールでヒマラヤトレッキング)

現在2週間のアンナプルナ山脈一周(通称アンナプルナサーキット)のトレッキング中です。

■予定
【出発地】ウッパルピサン(Upper Pisang,3310m)
【ランチ】Ngawal,3,680m
【終着地】マナン(Mnang,3540m)

■日記

昨日は停電で電波もなく、真っ暗だったので20時過ぎに寝れた。
高山病の薬のダイアモックスの副作用で22時と3時に小便で起きたが、たっぷり寝れた。
野球選手になって大活躍する夢を見てめっちゃ気持ちよかった。

【5:40】
妻に「景色やばいよ」と起こされ起床。
たくさん寝て風邪症状も少し軽くなり、筋肉痛も和らぎ良い調子。

朝日に焼けたアンナプルナ第2峰。
記念に2人でパシャリ

【6:30】
朝食。私はガーリックヌードルスープ。妻はチベタンブレッドとベジスープ。

【7:00】
準備運動をかねて、少し散歩。
昔ながらの石垣の家がたくさんある。

残念ながら今はほとんどの住人が都市部に移り渡ってしまったので、ほぼ空き家だった。
写真はまだお住まいになっていた方のお家

【7:30】
出発。今日はランチまで4時間、ランチ後は3時間の7時間コースなので、いつもより30分早目に出る。

りんごの木に花が咲いていた。

【7:50】
我々が宿泊したUpper Pisangの下にあるLower Pisangという町

【8:25】
本日最初の吊り橋

吊り橋を渡ると左上に写ってる山を一気に登ります。

【8:35】
鬼の登りスタートです。すでに標高3,400mくらいあるので、ゆっくりゆっくり登ります。

写真じゃ分かりづらいですが、結構上に感じる

こんなところに階段を作る方が大変だよなと思いながら、階段を登る

結構な急勾配の坂道

【9:00】
途中少しフラットになっていた道で、売店を発見。

コーラ買おうか悩んだが、常温だったのとここで休みすぎると再度登りがしんどくなるので、我慢して1分の休憩で再開。

【9:35】
1時間ほぼノンストップで急登を登り切る。
420mも標高を上げ、3,730mまで一気に上がった。
今日の最高標高はランチ食べる村だと聞いてたら、気づいたら富士山迫ってた笑

たくさん寝て体力回復したのと薬の効果あってか、この標高でハードな登りした後でも高山病の症状はない。
今日はもう標高は下がるのみなので、無理をしなければモウマンタイ。

写真の右下写るポーター、自分の荷物とでかいザック2つの計3つ背負って爆速で登る。
このポーターを雇ってる登山者はほぼ会わないのに、だいぶ先に出発してる我々をいつも余裕で追い越してくる。
これで1日いくらもらえるのか。

笑顔が素敵なおばあちゃんのレストランでコーラを購入。ちょっと早いが今日の1番辛い箇所を乗り切ったので!1本200ルピー。

写真を撮る時だけ、真顔になっちゃうおばあちゃん

【9:45】
15分ほど休憩し、再出発。恒例の妻の荷物持ちチャレンジ。

この町には結構住人が住んでる雰囲気で、この家では庭の畑を耕してた。

この後はこのように、ゆるやかめな登りと下り道をひたすらに歩く。

【10:00】
途中で見かけた建物と装置

水力で蕎麦の実を粗挽きするための装置だそう。20年前まではどの村にもあったが、今ではかなり少なくなり、ガイドのシヴァさんの住む村も昔はたくさんあったが、今はもうないらしい。
写真の装置は今でも使われている

【10:05】
先程休憩したGhyaru村を見下ろす。
蕎麦の実を作る畑が山の斜面に広がる。

あれ、さらに標高上がってる笑

【10:15】
石に何が書かれているんだろう

【10:35】
登り坂を登り切ったところにあった山頂っぽい雰囲気を醸し出してるところで、ちょいと休憩。

【11:15】
その後も妻が快調に荷物を持ち進む

【11:20】
ランチを食べる村、Ngawalが見える

【11:35】
ランチ場所に到着ー!前半の4時間を終える!
写真は仏教の建物。中にある大きい鐘のようなものが回転する。
それを3周歩きながら回して、この旅の安全祈願をした。

ランチを待つ間、檻替わりのダンボールに閉じ込められた子犬をぼーっとながめる。

【12:20】
ランチ到着。ピザとスパゲッティ。
スパゲッティはミートソース感が少しありおいしい。

ピザは大量のキクラゲと野菜炒めとスライスリンゴが入っており、味がパーリィな感じだったが、普通に食べれた。
野菜炒めパン、リンゴ風味。って感じ笑

食べているとことトレッキングで初日本人と遭遇!なんと70歳オーバーで20日間以上のトレッキングをしているというスーパーマン。

なんと、このネパールのヒマラヤトレッキングは、これで8回目だという。日本でも登山会に所属しているらしい。
かなり、元気をもらいました。サカイさん、お気をつけて!!また日本の何処かの山でお会いしましょう。

【12:45】 
午後は3時間のコースタイム。「最初もつよ」と妻がまたもやオカワリ。

【13:00】
岩を切り出し、トンカチで石をきれいな形に整えていた。

この道の端っこになにか小さい建物を作ろうとしていた。

【13:35】
妻と荷物持ちを交代。なんと記録をまたもや更新し、2時間30分に!
お疲れ様&ありがとう。

【14:20】
ICE LAKEという、世界一標高の高い湖(4600m)との分かれ道。

せっかくだから行ってみたいと思うもののここから2日かけて登るルートだという。

【14:40】
うっすらと今日の目的地のマナンが見えてくる。

基本午後はこんな感じのフラットな道を歩くか下り道だったのでイージーだった。

【15:10】
町の手前までやってきた。あとちょっと。

【15:15】
マナンの入り口に到着。

【15:20】
宿に到着!!高度順応のため、明日もここに宿泊する。
ここには、3日目からジープを使ったマレーシア人2人もいて再会できる

部屋にトイレとシャワーもついていて、すぐにシャワーを浴びる。

マレーシア人のアレックスとエリック、そのガイドとポーターにも3日ぶりの再会。
元気そうで何より!

【18:00】
この町は色んなルートかつ登りも下りも拠点にしたり高度順応する場所な為、かなりトレッキング客がいて、宿にもめっちゃ人がいた。

談笑してたらあっという間に夜ご飯。
なんと、ヤクステーキがあったので、私はそれを注文。妻はもちろんダルバート。

ダルバートめっちゃ豪勢。そしてヤクステーキ、バターガーリックかかりすぎてヤバい笑
チーズもかかってる。下にはスパゲッティが敷いてあり、ポテトもついてた。

ブレていて申し訳ないが、ヤクステーキめっちゃ美味しかった。臭みもなく硬すぎることもなく。
なんなら牛って感じ。てかもう3ヶ月近く、牛肉らしいもの食べてないので、一層牛肉に感じた。

今日もホットウォーターを頼み、2人で味噌汁を飲む。3食目にもなると感動も薄まっていく、、、。

夕食後は2時間ほど、ダイニングの暖炉を囲みながら、色んな人と話す。

現地のおばあちゃんに旅の写真を見せる妻。

イギリスのロンドン在住のトーマスさん。牧師だそう。
爪切り2つ持ってるからあげるよと、1つくれた。
そして、なんと世界一周していることを伝えたら、イギリス来たら僕の家に泊まりなよ、車で色々案内するよ。と!

これぞ旅っていうのと、これぞ山小屋っていうのをダブルで感じられたダイニングタイムだった。

【20:00】
トーマスさんと連絡先を交換し、再会を誓い、各々部屋へもどる。

昨日までの宿では、使っていない部屋の毛布を借りて2枚の布団で寝てたが、今日は客が一杯で借りれないので、寝袋を出す。

それから日記(note)を書く。疲れて明日時間がたっぷりあるから、明日書こうと思うものの、書けるところまで書こうと。

【21:50】 
そう思い書いていたら、今こんな時間。
これを書くのに2時間弱かかった。疲れと高所でのんびり書いてはいるものの、効率が悪い。

ランチ時や宿に着いた瞬間に少しでも頑張って書くようにしよう。
noteってオフライン執筆できないんすかね、、

この後、本日記を各SNSで拡散して、久々のネットなので少し携帯をいじり23時までには寝よう。
ちなみに妻は、21時ごろに気づいたらもう寝ていた。

■明日の予定
明日は待ちに待った高度順応日。いわゆるほぼ休みDAY。といっても少し高度を上げに山は登るが、荷物持たなくていいし、たかが数時間なのでやはり休日DAYだ。

なので明日は8:00に朝食を食べてゆっくり出発。

調子に乗らないようにして、しっかり風邪を治します。

おやすみなさい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?