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Now in REALITY Tech #51 REALITYユーザにおけるAndroidバージョンの話【令和4年9月末最新版】

こんにちは。REALITYでAndroidエンジニアをしている、ラーメンとビションフリーゼ好きのAndroidエンジニアのナオヤです。

前回の記事を投稿後、ずっと飼う予定で準備をしていた犬をついに飼い始めました。色々と大変ですが、本当に可愛いです。朝早く起こされるので、夜型から朝型へシフトしつつあります。

さて、今回は前回の投稿より、ちょうど半年経ったので、いつものように最新のREALITYユーザにおけるAndroidバージョンを載せようと思いますが、その前にちょっとだけ昔話でもさせてください。

ちょっとだけ昔話

自分はグリーで結構長い間、ソーシャルゲーム開発のエンジニアをやっていて、その後、XRをやっていたと思ったら、気付いたらREALITYへ出向しており、今はAndroidエンジニアを担当しています。

グリー入社自体は結構前の2012年で、最初はDriland(海外版の探検ドリランドの名称)のエンジニアを担当していました。当時は、深夜2時頃から始まるテストや、企画や翻訳の一部もエンジニアが担当したり、今思い出してもかなり過酷イケイケな中で開発していた事が思い出されます。あれはあれで楽しかったのですが。今はもちろん、それぞれに専任のチームがあり、そんなことはありませんw

その当時の会社としてのソーシャルゲームの海外挑戦は、結果としてはうまくいかずに会社の方針によりプロダクトはクローズされたわけですが、クローズ直前はタイのストアのランキング入りしており、「まだだ、まだ終わらんよ!」と思っていたのを今でも覚えています。

時は経ち、自分が担当するプロダクトはREALITYに変わりましたが、タイで多くの人が使っていてくれているのをデータで見るたび、当時のことをふと思い出します。もしかすると、あのときにDrilandを遊んでくれたユーザが意図せずともREALITYを楽しんでくれているかもしれないと思うと、感無量です。

さて、それでは本題に入りたいと思います。

REALITYをインストール可能なAndroid端末

2022年9月末現在、REALITYのAndroidアプリでは、minSdkVersion(アプリを実行できるAndroid プラットフォームの最小バージョンの API レベル)が半年前の記事の時点の24から26に変更となっており、Android 8.0以上の端末で使用できるようになっています。

ユーザのAndroidバージョン事情

ではまず、前回の記事にあった2022年3月末時点での全世界のREALITYユーザのAndroidバージョン別の使用割合を改めて見てみようと思います。データ元はGoogle Play Consoleとなります。

2022年3月末時点の割合

当時はAndroid 12を使うユーザが増えてきている状況でしたが、まだAndroid  11を使用するユーザが一番多い状況でした。では、最新の状況がどうなったか見てみましょう。

2022年9月末時点の割合

Android 12を使用するユーザがAndroid 11のユーザよりも多くなりました。若干ですが、Android 12Lを使用するユーザも見受けられます。一ヶ月ほど前に正式リリースされた最新のAndroid 13に関してはまだ使用出来る端末が限られているのか、想定外の1%ほどの状況です。

ですが、当然ながらAndroid 13のユーザ割合が上昇していくことが予想されます。また、Android 8系のユーザの割合がだいぶ低くなってきています。REALITYは積極的にminSdkVersionを上げることで、なるべくAndroidの新しい機能を取り込み、ユーザ体験をより良いものにしていく方針があります。minSdkVersionを28とし、Android 9以上の端末をターゲットにすることを検討する時期に来ているかもしれません。

まとめ

REALITYでは現在一緒に働く仲間を積極的に募集しています!

多くのAndroidユーザに向けてアプリを開発することに興味がある方、新しいAndroidのAPIを使ってアプリケーションを作るのに興味がある方、ソーシャルゲームのエンジニアだったけど、メタバースやりたいぜ!という方、ぜひカジュアル面談や下記のリンクより募集に応募してみてください。