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不動産業界でのリスティング広告の獲得単価(CPA)について

前回は広告予算の立て方について書きましたが、今回は獲得単価については深堀してみたいと思います。

不動産業界でのリスティング広告の獲得単価(CPA)の適正値は?


不動産業界でのリスティング広告の獲得単価(CPA)について触れていた記事から引用させて頂きます。

会員獲得単価

画像:https://h-full.co.jp/column/211/

結論だけ書くとCPAは大きく、ずれていないという感じです。

度々「もっと獲得単価を安くできないのか?」とか「現行の予算でもっと獲得できないのか?」とお叱りを受けることがあります。

我々の怠慢であれば改善の余地がありますが、基本的にリスティング広告はオークションで競合他社がいますので、残念ながら劇的に改善することは通常ありえません

もちろん、リスティング広告を運用する広告代理店の怠慢で弊社で運用させて頂いた場合、大きく改善することはありますが、獲得単価が上記の範疇であれば・・・

獲得単価が上記と同程度であれば広告予算を増やしてください。

それ以外に解決方法はないです。

上記の記事とはまったく別の不動産関連のリスティング広告の記事で「数百万円を出稿しないとドブに捨てているだけだ!」みたいな過激な内容の記事もありましたが、競合がいる以上、予算増額以外に改善の余地が皆無という場面も多々あります。

改善の余地はないのか?

知りたい方は問い合わせフォームから問い合わせてください…としたいところですが、売買仲介での事例をお伝えしましょう。

・会員登録フォームの改善

入力フォーム最適化(EFO)などとも呼ばれますが、会員登録フォームの改善は重要です。

メールアドレスと名前だけにした場合、劇的にCPAが下がりました!

以前のフォームで希望価格や地域、年収など細かく入力が必要だったので廃止したところ、劇的に会員獲得単価が下がりました。ただし会員の質が大幅に低下したので、バランスは考える必要があります。

・会員登録地点の変更

EFOにも近いのですが、会員獲得の指標をInstagramの公式アカウントのフォローだったり、LINE公式アカウントのフォローなど通常の会員登録とみなすことだけでもCPAは劇的に安価になります。ただしこれもフォローなので手軽な分、質の問題は避けられないのでバランスは考える必要があります。

まとめ


2事例を提示しましたが、どちらもハードルが下がると会員の質は下がります。あとは御社の営業力!という面もありますが、結局は難しい部分ではあります。

リスティング広告の獲得単価(CPA)を適正値より高額になっていて困っている場合ついてはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。