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令和6年7月の人生ゲーム for Nintendo Switchのアップデート

 去る7月17日に選考会が行われた第171回芥川賞・直木賞。
歴史ある直木賞の候補作に選ばれたのが、麻布競馬場さんの「令和元年の人生ゲーム」です。
 本稿はそれとは一切関係がありません。7月19日に実施された「人生ゲーム for Nintendo Switch」のアップデートについて所見を述べます。以下、「人生ゲーム」と略す。
 このゲームは昨年10月に発売されました。それから半年後、5月に最初のアプデ、そして今回2度めのアプデがありました。正直、驚きました。売り手がそのように力を込めるゲームだと思いもよらなかったからです。(失礼)
 特に今回のアプデは多岐にわたっており、

【ゲームバランス、その他調整】
・やりこみロングモードを追加
・新職業追加(芸人・教師・バスケ選手)
・パートナー作成機能追加
・結果発表後に人生の振り返り演出の追加
・物件の価値が変化する要素の追加
・金の物件追加(やりこみロングモードの大人時代後半からの追加)
・終了投票機能追加
・実績達成でのアバターパーツ付与要素の追加
・その他一部イベント調整、追加

https://www.takaratomy.co.jp/products/jinseidigital/20240719/

 9項目!知らない人にはナンノコッチャでしょうが、経験者の私でも意味不明な項目があるくらいです。

 さっそく試しにやってみました。

感想

 ↓これが今回のリザルトです。初見プレイ

能力:オールSS

 そして↓が過去イチ頑張った誇れるリザルトです。

ダブルスコア

 別競技と捉えれば、その栄光は色褪せないわけですが…。古い環境とルールのもとで素晴らしい記録だと言っても、虚しい。

 例えばフリースタイルスキーのモーグル

 25年前と現在。コースの形状やルールが変わっています。今の競技がよりアクロバティックで華やかになるのは当然です。過去の選手と現在の選手。競技者のレベルの差は比較できません。しかし、圧倒的に現在のほうがレベルが高く見えますよね。
 モーグルのオリンピアンとてめえの人生ゲームを同列にするな、ではありますが、私の記録は全く見栄えのしないものになりました。新たな時代の幕開けです。

 まるで超サイヤ人のバーゲンセールだな・・・

 ドラゴンボールのベジータのセリフが頭をもたげます。私の記録は、悟空とは言えないが、ベジータ級だったはず。ベジータも必死になって超サイヤ人になりました。でもあっという間に次から次へと簡単に抜かれます。
 余談ですが、ベジータは「バーゲンセール」という単語を「安売り」という意味で使っています。この言葉が口をつくということは、すなわちベジータがバーゲンを知っている、一歩踏み込めば、参加したことがある、ことを意味します。誇り高きサイヤ人の王・ベジータが、内縁関係にある地球人・ブルマに、デパートのバーゲンに付き合わされている姿が、このコマの裏側に存在するということです。ブルマは富豪ですが、バーゲンでオバハンたちと戦う姿がキャラクターイメージにぴったりです。

 この記事を書くにあたり、過去の記憶の裏を取ろうとしましたが、見つかりませんでした。なので、うっすらとした記憶なのですが、
 2000年頃、フードバトル、つまり、大食い・早食いを競うテレビ番組が流行しました。その頃見たある番組の話。
 大食い自慢を集めて大会を実施。その大会の模様を何週間かかけて放送していたものと記憶しています。第一回大会が終了し、翌週から第二回大会の模様が放送されました。
 第二回大会では、新たな大食い自慢たちも参加しています。1回戦の競技は、第一回大会の決勝戦と同じ種目でした。
 一人目の挑戦者は、新人。
 いきなり、前回チャンピオンの記録を超えました。どよめく会場。超新星の登場か!?
 二人目の挑戦者。これも新人。
 あっさり、さっきの記録を塗り替えました。
 そんな調子で、皆の挑戦が続き、前回大会で好成績を残したメンバーも登場します。この連中は、あっさり新人たちの記録を抜いていきました。

 翌週から見るのをやめました。

 全く理屈がわかりませんでした。競技として未成熟で、手法が確立「しつつある」世界だったから、こういう事が起こりうるんでしょうか。突然、ドラゴンボール的「強さ」のインフレーションが起きて唖然とした記憶があります。
 私の人生ゲームの記録も、次またやれば、あっさり抜いていくことでしょう。それが見えているからこそ、ちょっと興味を持続させるのが難しいかなぁ、というのが今の感触です。

 ただ、
 アプデ後の新モードは、「最新のモーグル」です。

 今から始める人にとっては、派手で、より楽しめる!

 ことは間違いない、と言っておきます。私は、既にしばらくプレイしなくなっていた人間ですから。

 最後に、アプデ後のやりこみロングモードの変化について、気づいたことを記しておきます。1回しかやってないので、あやふやな面がありますが、攻略のヒント的な気持ちで。

・ 神社でこさえた子どもと、普通にこさえた子どもの給料に差が生じなかった。神社でこさえる=天才児とはならないのかも(試行回数2回)
・ 天才児の給料が7200万円だった。抑えられている可能性(試行回数1回)
・ 金の不動産は大幅に価値が上昇する。
・ バスケ選手は大人時代後半を通して、引退せずに済んだ。他のスポーツ選手も同じかな?
・ 最後の時代、バスケ選手の自分は、全てのマスで3000万円しか貰えなかった。これはバスケ選手に起因するものか、2位以下のプレーヤーとの差が大きいがゆえに調整する意味合いで生じた現象なのか、気になった。
・ 幼児期は年数が延びたけど、その分、能力がバクハツすることが無くなったね

こどもの容姿は両親から受け継ぎますが、髪型は独自性を発揮するようです。
これで「教師として生きていく!」と胸を張られても
5月のアプデで登場した警官
制服着用でデートする
ヤバすぎなので修正されたかもな

 終わります


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