機内食のSpecial Meal

先日、ミラノへふらっと一人旅をしてきたのだが、
往復10万4000円ほどで予約できた。

このご時世、往復20万かかっても不思議ではないのにこの価格で中華系…?!と一瞬思ったが意外と普通だった。


そして最近機内食のオプションことSpecial Mealが選べることが増えてきて気になっていたので、往路だけSpecial Mealを選んでみた。


夜ご飯①低脂肪食

夕方発のヨーロッパ便は、時差の関係上夜ご飯が2回出がちである。

そのため、けっこうがっつりな機内食を夜と深夜と食べざるをえないこともある(まあNo thankyouといえばいいのかもしれないんだけど、哀しくもNoと言えない日本人なのだ…)

しかも飛行機に乗っているあいだは、トイレの往復くらいしか立ったり歩いたりできず、テレワークワーカーよりも歩数を稼げない、間違いなく運動消費カロリーはゼロに近い。


というわけで、往路のトランジット前では低脂肪食、トランジット後は低カロリー食を選択。

それがこちら!

付け合わせはヘルシーに生野菜とフルーツ、
パンもクロワッサンやバターロールなどのオイリー寄りパンではなく、バケットっぽい明らかに低脂肪そうなパンに変更されていた。

そしてメインは野菜あんかけヌードル。
思えば、ここまでしっかり炭水化物と認識できるメインはこれだけだったかも。

薬味を入れ忘れたか片栗粉を入れ過ぎたかわからないけど、 味はかなりうすめ。優しい味ともいうかもしれない。

これからイタリアで小麦を食いまくるので、ここで胃を休めるのは重要なことかもしれない。


中国国際航空のハブ空港である上海で乗り継ぎなので、前半の搭乗は夜ご飯①を食べて、一度飛行機から降りた。

夜ご飯②低カロリー食

そして中国標準時2:00を過ぎた頃、目的地ミラノはまだ夜19時頃ということで、個人的には夜ご飯②となる機内食が出た。

the diet食の代名詞である鶏むね肉と温野菜、野菜とフルーツだ。
お肉は薄めのレモンからどうにかして果汁を絞り出していただいた。

パンも、全粒粉ロール的な、かなりヘルシー寄りのパンだった。

機内食ってなぜかわからないけど絶対パンあるよね。
メインに麺やらごはんがあっても必ずパンあるよね??

今回も例外ではなくパンはある。


たぶんだけど、低脂肪食、ハラルあたりも同じメニューなのでは?とも思った。

いうてお腹がすいてしまって、成田で買った石屋製菓のミルフィーユを食後に食べてしまった(プラマイプラス)


翌朝現地時間7:15到着予定のため、食べたあとすぐ寝た。

朝ご飯低カロリー食

中国標準時11時、ヨーロッパ標準時4時頃、朝ご飯の機内食が出た。


朝食だからなのか低カロリー食なのかわからないけど、サイドが一品減った。
今日は朝から1日観光というのには少し物足りないけどダイエッターにはいいかも。

メインの白いやつは、白身だけの目玉焼き。
黄身がないので正確には玉焼きと呼ぶべきか…??

裏返したりかじれば黄身が現れるかと思ったのだが、一切現れなかった。


人生でオーソドックスな卵料理は食べたことあるつもりだったけど、卵の白身だけで焼いた卵焼きを初めて食べたので、え?これ卵の白身の味だけ…?だよな????と、初めての味に自分の味覚を疑いそうになった。

メレンゲ以外にも白身ってこういう料理になるんだな???

温野菜はうつっているいんげん、トマト、いものみ。

パンは夜ご飯②と全く同じだった。

ひとつだけ個人的に微妙だったのが、パンと一緒についてくるやつ。
普通はバターだが、低脂肪食と低カロリー食ともにマーガリンだった。

動物性より植物性という考えなのかなあとは思った。正直どっちもどっちなので、ガチ勢はきっと使わないのだろう。

感想

初めてSpecial Mealを頼んでみたが、かなり健康志向なメニューになっていた。

機内食はタイミングによっては、こんなに食べられん、、みたいなこともあるし、
少し体を気にする時期だったり、前後に爆食の予定があるときだったり、今後もぜひ選びたいと思った。

私的色眼鏡付き良かった点
①ほぼフルーツがついてくる
 フルーツは好きだし体にもいいのだが、いろんなフルーツを少しずつ食べるというのは日常的には難しいので、毎回フルーツがあったのはかなり嬉しかった。

②夜ご飯2回食べても普段の夜ご飯0.8回分なのかとおもうほどヘルシー
 ヘルシーなので、旅行太りを少し軽減できそう。
 あとは、消化にもやさしそうなので、着いたらすぐ現地のグルメが楽しめる。
 現地の食事回数というのは、グルメ重視派にはけっこう大きな問題で、1回機会を失うだけで食べきれないグルメが発生してしまう。

③VIPかと思うほど早く提供される
 通常は客室乗務員の方々がワゴンを引いてきて1列ずつ渡してくれるが、Special Mealはそのワゴンが登場する前に個別に持ってきてくれる。
 これを優越感ととらえるか恥ずかしいととらえるかはあなた次第。


私的色眼鏡付き良くない点
①搭乗便ごとの選択になる
 今回はトランジットだったので、上海行き便とミラノ行き便で、それぞれにオプションを選べた。

 ミラノ行きの方では夜ご飯と朝ご飯、機内食は2回出たが、そこはひとつのオプションとなる。
 つまり、夜ご飯は低カロリー、朝ご飯は通常などとさらに別々のオプションを選ぶことはできない。

 すなわち、夜ご飯を軽めにしたのはよかったけど、朝はもう少し食べたかったというただのわがままである。

②早く提供されるがゆえに食べ終わるのも早い
 当たり前。
 メリットの逆で、まだみんな食べてるな〜いいな〜ってなる。(食いしん坊の思考回路)


普段の中国国際航空の機内食

帰りは特にオプションは選ばなかったので、通常の機内食を食べた。
普通においしかった。


ミラノ発上海行きの昼ご飯。
左下のパンというかフォカッチャがおいしかった。

それと中央上の名前のわからぬデザートがめっちゃおいしかった。ナッツ系のしっとりした甘いスイーツ。クナーファに似てた。
左上の玄米とミックスベジタブルのサイドもオリーブオイルで混ぜ合わせていておいしかった。

機内食は出発地の国の外食産業食レベルによるのではないか説を提唱したい。


これもおいしかった。
ビーフシチュー風の味付けをされたひき肉たちといも。フォカッチャもおいしいし。
おまけにウエットティッシュもさわやかなレモンフレグランスだしフルーツあるし最高。


イタリアに行って思ったんだけど、サイゼってほんとすごいや。
とりあえずサイゼ行こうかな。

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