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◼️金持ちは羨ましい?ナイトワーク

僕は三月で36歳になってしまいました。

そんな自分は中学生の頃、普通に何気に色恋沙汰もなく、社会から除け者にされ敗北者代表のように、不良として生きてゆくであろうと思っていました。

暴走族や他校のヤンキーグループと関わる中、カネが必要になってきて、どうやら仲間からもハブかれてゆくんだろうなと。

そう思ったら色々な事がどうでも良くなり、周りの目も気にしなくなっていった。

周りの目を気にしなくなったら、好きな自分のスタイルが見えてきた。

自分の在り方とかが見えて、誰の顔色も気にしなくなっている時、友達が増えたり異性に告白されるような事も増えてきた。

其れをモテ、だと感じてなかった自分は、ある意味悪気がなく、奢って貰うようなキャラクターで、好かれているとゆう事を実感する所にまでは到達する程に自惚れる事は出来なかった。

とある時、友人に『翳はいつもチヤホヤされてるよねー』と言う感じで言われるのが多くなり、周りの方が感じ悪い人達だと思っていた。

カネを人にタカる事は頭から更々無かった自分は、周りが言う様に『モテ』ているんだとすれば、それを武器にして何か『カネ』にする事が出来るのではないか。

しかしー…

そう感じている矢先に、友人すら失っても良い様な感情になってゆき、こんな自分でも身体を売る事は出来ないだろうか…とそっちの方向転換で始めた。

初めは、ナンパで相手は男性でした。

自分を明かすと『きみが男の子だとしても女の子だとしても可愛いから大丈夫!幾ら?』

などと、もの凄くフラットに告げられ、話に乗ってみた。

それから相手の性別を問わずに出会い系サイトや、自分に好きだと告げて来た人には

『確証のない愛などは欲しくもない』

と僕は放つ。

たった、この一言だけ、それだけで。

『じゃあ、何して欲しいか』『幾ら必要なのか』『君に幾ら払えば良いのか』

全てが心とは無関係な言葉が平然と飛び交う様になって、僕は身体を売り捌く事に何の抵抗感もなく、ひたすらにカネの亡者になり、カネを持ってない友人にまでバラまき豪友する中学生と成ってしまった。

誰もが、僕の中身を見てはくれず、カネを払う者と身体を受け渡す自分。

周りも止めない。

友人にはその仕事で得たカネを使って、奢って遊んでいる自分。

普通の恋愛を知らないのに、普通の恋愛を蔑むようにして、友人を嘲笑っていたと思う。

類は呼ぶみたいで。

いつもみたいに新しい友人が出来て、僕が何の躊躇いも無しにカネを払おうとした時、その人に驚かれた。

その顔を見て僕は驚いた。

『翳には出させないよ。マブダチだし。』

そう言った女友達が僕と同じような事をしていたのは、その子の驚いた顔を見て気付いた事であり、特別難しい話なんかしなかった。

でも僕に、交友費用を出させなかった。

似ていると思った、ココロが通った、と。

多分、此処から金持ちの人に対してのモノの考え方が変わったのと、浮気の捉え方や境目も変わったとゆう事と、ナイトワークに一切の偏見が無くなったのと、自分のスタートと。

良く、お金持ちの人に対して『誰々さんはいいよね、お金があって』って言う人居るけど、本当に羨ましい事何だろうか?

ド正論だけど、妬むのであれば、何かをしないと頑張らないとこの手で掴む事なんて出来ない。





誰に何を相談しても同じ事しか言われなくてつまんないなら僕と話しよ?