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Veitnam Business

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ベトナムのビジネス関連記事集です。
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#東南アジア

現地採用のキャリアを考える

私は現在、東南アジアで現地採用として働いております。 基本的に海外で会社員として働くというのは2パターンとなるのですが、それは現地採用か駐在員となります。 前者は海外の現地で採用された人、後者は日本で採用されて海外に出向してる人。 私はこれまで両方経験してきましたが、どちがら良い悪いという印象は無いのですが、アベレージで見ると総所得は駐在員の方が手当が付く分良いです。(*国によっては稀に現地採用の方が良い場合も有る) この記事では、海外で働く生活レベルの実態も含め、あ

エンゲル係数から見るベトナム将来図

日本で残暑にウンザリしてるそこの貴方、ベトナム市場からこんにちは! ところで私は、ニールセンやらUN、WHO、JETRO等の国際機関のデータと自分の生活実態視点を掛け合わせて市場を見るのが好きです。 ただの変態ですね。一応マーケッターの端くれなんで。。 今回はベトナムのエンゲル係数に着目したいと思います。【*エンゲル係数とは・・・支出における飲食費の割合です】 貴方の自由に使えるお金が月に20万円だとして、その内5万円を飲食費にあてるとエンゲル係数は25%となりますね

日本企業は世界随一の後進国企業

土曜日の夜、私は大手アメリカ企業のベトナム法人に勤めているフランス人の美人でバリバリのキャリアウーマンと、2人でいつものBarで飲んでいました。 彼女は7か国語を流暢に話し、27歳でアジア全市場を1人で担当しており、年の70%は海外出張で各国を飛び回っています。 彼女は、次の拠点は台湾か韓国を考えているとの事で、「日本は好きだし、観光は良い国ね。でも、私の様に外国人で、しかも女性となると絶対に働きたくない国よ。分かるでしょ?(笑)」と言っていたので、私は「日本人の男の俺だ

貴社の海外進出を丁寧に支援致します‼

この度、ベトナムへの海外進出のお手伝いをさせて頂く事になりました。 ベトナム以外にも私の領域は、内容次第では【ロシア・ウクライナ・タイ・フィリピン・ポーランド・フランス・シンガポール・マレーシア】が可能となります。 主なサービスについて 1、 現地企業調査 (*ベトナム政府データベースより抽出) 2、 現地企業のリストアップ (*ベトナム政府データベースより抽出) 3、 現地企業のアポイントメント取得 (*成果報酬型) 4、 市場調査 (*対象商品や

ベトナムで1年間働いて来て今思う事

まだ1年だが、長かったような早かったような。 仕事で来ているので、会社を任されている個人的な意見としては1年で多くの事が身についたし、ビジネスの幅も広がってきたと思う。 この地で働くという事は、ベトナム人と働くという事だ。 つまりは、ここが1番難しい所ではないかと思う。 私は未だにベトナム人を表面的な印象でしか理解していないだろう。 勿論、文化や言語も違うし、同じ時を生きていても時代が違うと思う。 例えるなら、今のベトナムは日本の高度経済成長期があてはまるのではな

東南アジアGDPが無意味な理由

日本の様に長らく成長が滞り、長い事国民の所得が全く上がらない、オワコンな国は大多数の中間層で成り立っておりますので、日本人は海外市場を中間数値を表すGDPで見るのが大好きです。 でも、それ実態に全く伴なってませんけどね。。。 1そりゃ大半が中間層の日本で1人当たりのGDP見りゃ、大体の人が自分の年収近辺の数値だから「あ~」って納得するでしょ。 しかしながら、大選定として東南アジア諸国(ASEAN)で中間層が多い国なんてブルネイとシンガポール位なもんで、その他の国なんて中

ベトナム不動産事情

始めに言っておくと、ベトナムの不動産は最低レベルである事は間違いない。 コスパの悪さは周辺国の中でも1番ではないだろうか。 私はベトナムへ赴任直後に借りたアパートに大失敗して、泣く泣く1年間我慢して住み続けてきたが、ようやく1年の契約が終わるので、新しいアパートを探した。 今は中心地の3区に住んでおり、まず家賃が40平米のワンルームで家賃700ドル。ボロいローカルアパートででこの値段はクソ高いが立地は中心となり、会社から車で5分だったのでここに決めたが、初日から後悔した

思いついたビジネスアイデア5選

私は日々の行動の中で感じる事や目にする事からビジネスアイデアを浮かばせるように意識している。 当然ながら既にあるサービスだったりもあるし、よくよく考えるとこりゃダメだな。と思うようなアイデアも多いのだが、考える習慣づけをしているのでビジネスアイデアの質はあまり関係ない。 そこで、最近思いついたアイデア5選を紹介してみよう。 1、私立小中高・定年退職者を対象としたプレゼン意見交換会。 これは例えば、子供から高齢者までをターゲットとしている消費財メーカーの開発担当者が学校

ベトナムのコンビニ事情と勢力図

まず初めに、ベトナムは現在コンビニ業界激戦市場となっている。 【日系コンビニ出店数】 ①ファミリーマート 170店舗 ②ミニストップ 50店舗 ③セブンイレブン 15店舗 その他、アメリカ資本ではサークルKが相当な出店数を誇る。 日本ではそこまで大きくないファミリーマートもベトナムにおいては完全に他社を圧倒している。 日本人街の駐在員御用達コンドミニアム1階にある店舗は、なんと売り上げがアジア1位にもなるという。 確かに立地が素晴らしく、常に客単価の高い日本人

海外で仕事の出来る人、出来ない人

私は今まで東南アジア3か国で仕事をしてきて、強く思う事があります。 それは、大半の日本人は海外ビジネス環境において圧倒的に優秀ではない。という事です。 つい先日の実例を紹介します。 とある案件で、クライアントの希望により全く効果の無い日系フリーペーパーに記事掲載する事がありました。クライアントの希望なので仕方なく、フリーペーパーの担当者に繋いでもらい、やり取りを始めました。 私は最初のメールで「掲載スケジュール・やってほしい事・フオーマット提供のスケジュール等」を明確

ベトナムC2Cビジネス大苦戦‼(笑)

ベトナムにてFacebookを利用したECビジネスを始めて、数ヶ月が経ち、適当に広告配信をしてれば、それなりに購入エンゲージメントに繋がるだろうと安易に考えていたが、現状の結果から見れば完全に失敗です。。。(笑) 現在Facebookページ自体のライク数は130程度(ページ自体のライク獲得公広告は最初だけ配信) 上記の画像は1か月間のFacebookページの数値で 青いグラフ線がオーガニックで、緑が広告配信数値である。 オーガニックの1月のPVが88しかない‼(笑)

大人気ローカル屋台の売り上げ

今日はホーチミンでベトナム人に大人気のチュオイ・ヌーン(もち米バナナ包み焼)の屋台に行ってみた。 この店は、常にベトナム人のバイクで店の周りに輪が出来て群がっている。 炭火で、バナナを包んだもち米を焦げ目が付くまで焼いて、温かいココナッツシロップをかけて食べる。 もち米が焦げた香ばしいかおりがあたりを漂う。 1個16,000ドン(約75円) 初めて食べたのだが、結論から言うと上手くなかった。 ベトナム料理は日本人の口に会うが、ベトナムのスイーツは正直どれも不味いの

Facebook[CtoC]ショップの広告設定

ここ3週間は雑務が多く、週末も出勤しているが、本日はスタッフに任せておいたFacebookショップの投稿を編集しにオフィスに向かった。 案の定、適当な投稿しているので、全ての商品の写真を取り換えた。 早速、広告配信をしようとターゲットの設定にかかったがカードの承認が下りず、今日はFacebookに承認の問い合わせだけで終わってしまった。 とりあえず、最低金額の1日100円(約20,000ドン)で1週間配信の設定をして、オーディエンスは以下の通り、 ・ホーチミン在住

ベトナムC2Cビジネス利益率

日本からの商品15品目が全て揃い。いよいよFacebookとInstagramを利用したC2Cビジネスが開始できる。 最近はプロジェクトに終われ、これに手が付けられなかった。 後発の商品2箱は、税関に捕まる事無く、賄賂を払わずに無事に届いた。 諸々のコストと販売価格を換算し商品それぞれの利益率がベトナム通貨「ドン」で、下記の票の通りに割り出された。【1ドン=約0,005円】 右下の「Profit/利益」38%は送料や賄賂を差し引いた利益率である。 総コストは日本円で