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抑えきれない怒りを解消する方法


こんにちは。

不安や怒りの感情と母娘関係の専門家
心理カウンセラーの大木ともみです。

我が子を心から
大切に思っているのに

つい感情があふれて止まらない
手をあげてしまう
きつい言葉をなげつけてしまう

これって虐待なのかもしれないと
怒る自分を責めていませんか?


ご相談者さんの話をうかがうと
子育てをきっかけに
感情が爆発するようになったと
戸惑い、悩まれる方がとても多いと感じています。

今日は抑えきれない怒りを
どうやって解決たらいいの?
を書いていきたいと思います。


<怒りがこみあげる理由>


子どもに怒りがこみあげる

実は、それらの多くは

小さな頃からつくり上げられてきた
思い込みや価値観が関係しています。

それをビリーフと言います。


ビリーフは、
子どもの頃に親からうけたメッセージが大きく影響していて
心の奥底まで根をはっているものです。


あなたが子どもの頃、
親からくりかえし言われた言葉や
メッセージはありますか?

例えば
・しっかりしなさい
・がんばりなさい
・自分でやりなさい

など…

これらが積もり積もって

やがて…

・期待に応えなければならない
・怠けてはいけない
・甘えてはいけない

などのように
強い思い込みとなり心に根づきます。

それがビリーフです。


表現を変えると、
心のなかに地雷が
たくさん埋まっている、
という状態です。

地雷はふみつけると大爆発しますよね。

それが今起きている感情の爆発。

お子さんは心理的にも距離が近いので、
あなたのその地雷をふみつけることが多いのです。

子どもに感情が爆発しやすいのは
そのためです。

でも逆にいうと
地雷を撤去していけば、
感情が爆発しにくくなるのです。

<怒りを解消する3ステップ>


ではどうしたらいいのか?

ここからは
ビリーフを緩める3ステップを
書いていきますね。

①自分のビリーフに気づく

まず、
自分にはどんなビリーフ(地雷)があるのか、
自分を見つめていきます。

お子さんや家族に
キレたり怒りが爆発したときが
チャンスです。

その時でなくていいので
あとで時間をとって
「あの時、私の中で何が反応したのだろう」
「何が嫌だったのだろう」
と振り返ってみてください。

(例)
泣く子どもをみると猛烈にイライラする場合
→泣いてはいけない、甘えてはいけない

②そのビリーフに反論

自分のビリーフが見つかったら、
そのビリーフに反論します。

(例)
そうはいってもさ、
泣きたくなる時もあるよね。

いつもいつも泣かないなんて
無理だよね。


そして、その反論を心のお守りのように
もっておきましょう。


ちなみに私は、
スマホのホーム画面にスクショして
感情があばれた時に見るようにしていました^ ^

③本当は親にかけて欲しかった言葉を、自分にかけてあげる

例えば「泣いてはいけない」
というビリーフがあるとしたら、
親からの「泣いてはいけない」という
メッセージの影響が考えられます。

なので、小さな頃
本当は親からかけて欲しかった言葉を
自分にかけてあげましょう。

(例)
がんばったね。
そばにいるよ。
あなたの味方だよ。
泣きたい時は泣いてもいいのだよ。

自分のなかに
傷ついたままの子どもがいると
想像して、
自分を抱きしめてあげましょう。

<まとめ>


私たちの心の中には
たくさんのものがつまっています。

•考え方や行動の癖
•正しいと握りしめた価値観
•苦しくて心のすみに押しこめた感情

それらは子どもの頃から
自分を守ってくれたものですが

大人になった今では
その守ってくれていたものが
あなを苦しめる原因にも
なっています。

「ありがとう」
今まで頑張らせてくれて
と感謝しながら

一つ一つ取り出して
今はいらなくなったものを
手放しいきましょう。

感情に振り回されにくくなります。


どうかご自分を責めず。焦らず。

心の根っこにあるものを見つめ、
過去の未消化の思いを
完了させていきましょうね。


なかなか自分一人では難しいと感じたり、
やっぱりいつもの思考パターンになってしまう場合には、

感情について適切に扱える心理カウンセラーをぜひ頼ってみてくださいね。


最後までお読みいただきありがとうございます。

今日も頑張っていますね。
しあわせな一日でありますように
╰(*´︶`*)╯

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