【後藤達也氏】『「利上げ」とは? そもそも経済解説#2 (2022/5/29)』を見てみた(その7)
CPI 物価予想
物価はどんな推移をたどるのか
現在、物価上昇率は8%ぐらいですが、四半期毎にインフレ率が鈍化する。というのが世の中の一般的な見方
ただイフレイは大きいですし、サプライチェーンの動向や原油価格の動向次第のため、非常に読みづらい感じ
毎月出てくる物価統計に注目が集まる理由
想定されているように、なだらかに鈍化していくのか。それを毎月の指標で見極めている状況
今後の注目点
インフレが今年後半に収まっていくのか
収まっていけば、そこまで利上げしなくてもよくなるので、株式市場の混乱や景気の不安が和らぐ
逆に高いインフレが続くと、利上げしたいがスタグフレーションに発展しかねない
非常に見極めが重要ということ
景気減速が深まるかどうか
株安が落ち着くかどうか
インフレが収まらなくて、利上げもしていくと、株価が上がったままで株価急落する
例えば、富裕層とかの懐に打撃が来ると、株安が景気不安につながって、景気不安がさらに株安をもたらす。という悪循環に陥る
FRBがどういう風に情報発信をしていくか
情報発信が重要
・毎月出ているインフレ指標の評価
・これからのインフレ見通し
・これからの金融政策運営の見通し
FRBは情報発信を踏まえて、マーケットがどう反応するか。を考える必要がある
例えばどんどん利上げした場合、株式市場でショックが起こり、株安がおこな可能性がある
FRBは情報発信の仕方に気を使わないといけない
まとめ
インフレで景気や株価の動向をみながら、FRBがどう発信して、市場がどんなフィードバックをするか。のやりとりが今後の注目点になっていく