父の日にちなんで~偉大な父親を持つ息子達を語る。

今日、6月15日は「父の日」ですね。
昔は「地震・雷・家事・親父」ということわざがあり、息子にとって父親は良くも悪くも大きな存在で影響力があったそうです。
残念なことに、今ではすっかり父親の影響力は小さくなっていますが、世間では未だに偉大な父親を持ち、日々様々なプレッシャーを受けながら活躍している息子達がたくさんいます。
そこで、偉大過ぎる父親を持つ息子達を紹介していきたいと思います。

★小泉孝太郎・進次郎

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父親は元内閣総理大臣の小泉純一郎。
孝太郎は長男(左)、進次郎は次男(右)。
孝太郎が4歳、進次郎が1歳の時に両親が離婚。
その時、進次郎は家を出て行く母親を追って泣きじゃくったエピソードがある。
その後は、父親の姉2人が母親代わりになって育てられる。
孝太郎は俳優、進次郎は政治家と異なるジャンルに進み、活躍している。
TVで見た感じでは、孝太郎はおっとり爽やか系で、進次郎は男前の勝負師のような印象を受ける。

★長嶋一茂

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ミスタープロ野球・長嶋茂雄の長男。
父親と同じ立教大学に進み、プロ野球選手に。
『ミスター2世』と揶揄され、思ったような活躍ができず。
1996年オフに巨人の監督を務める父親から戦力外通告を受け引退。
引退後は、芸能人に転身し、『さんまのSUPERからくりTV』などに出演している。
天然キャラでマイペースな所は父親譲りだ。

★松田龍平・翔太

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父親は、1989年に亡くなった伝説の俳優・松田優作。
龍平(左)は長男、翔太(右)は次男。
幼少の頃、父親は超が付くほど怖い存在で、龍平は自転車ごと投げられ、
翔太は空港で騒いでいたら5時間正座させられたことがあると語っている。
龍平は1999年に映画『御法度』でデビューし、新人賞を総なめにした。
続いて、翔太が2005年にドラマ『ヤンキー母校に帰る』でデビューしている。
今後、二人が父・優作にどれほど近づけるのか注目したい。

★TAIRIKU

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さだまさしの長男。本名は佐田大陸。
名前の由来は、中国大陸にちなんでいる。
父親が果たせなかったヴァイオリニストの夢を叶えている。
2010年にインストゥルメンタルユニット"TSUKEMEN"でメジャーデビューし、クラシックを始め、映画音楽、ジャズ、ゲーム音楽、アニメ音楽まで幅広いジャンルをカバーしている。
父親との共演については難色を示してきたが、2013年放送の『題名のない音楽会』で親子共演をしている。
父親と比べると美形だと感じるのは私だけだろうか。

★尾崎裕哉

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父親は伝説のロックシンガー・尾崎豊。
2歳の時に父親が死んでしまったため、父親の記憶はほとんどないという。
父親の死後は、母親と共に15歳までアメリカ・ニューヨークで暮らしている。
15歳で日本に帰国し、高校卒業後は慶應義塾大学環境情報学部に入学。
ルックスは勿論のこと、歌声までそっくりでまるで父親の生き写しのようだ。
現在はInter FMのDJをしており、「社会に溢れる人種問題、貧困問題、環境問題などの様々な問題を“音楽”という手段で解決して行きたい」と目標を語っている。

偉大な父親を持つことで、父親経由で自分のことを知られ、「×××の息子」と言われたりすることは、本人にとって大きな重圧だと思います。
期待が伴わなければ、「期待外れ」というレッテルを貼られ、そのまま道を踏み外してしまうケースも少なくないようです。

以上に挙げた有名人も父親との関係でジレンマを感じ、時には悩み苦しみながらも自分の道を確立していったことは素晴らしいことだと思います。
親子で似てる・似てないはあっても、時折見せる真剣なまなざしや才能の片鱗を見ると父親のDNAは少なからず受け継いでいるような気がします。

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