あれから1年。

今日で父方の祖母が亡くなって1年が経つ。
その日はあいにくの雨だった。
斎場の窓の外を眺めているとフッと子供の頃を思い出した。
夏休みに祖父母の家に行くとたいてい雨だった。
家が山の近くにあったので雨の記憶が非常に強い。
あと、自前の畑でグーズベリージャムやジャガイモを作っていて、帰りになると毎回持たせてくれて、自宅に着いたら家族みんなで美味しくいただいたのも良い思い出として残っている。
人が亡くなると生前にまつわる記憶が色々と蘇って来る。
それだけにコロナ禍で最期を看取ることができなかったのは本当に残念だった。
昭和・平成・令和と92年の生涯を駆け抜けた祖母。
祖母が生きた証はずっと私達の心の中に生き続ける。

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