ドーリーム・タイム  great3!!!

メンタルがよくなくて、日記を書いている余裕はないけれど、これだけは書き残さねばと感じたのでおもいつくままに。

日本で一番好きなバンドはgreat3だ。初めに聞いたのは多分セカンド。そのポップでロックでソウルフルな曲に魅了されて次々にアルバムを揃えた。

 海外で一番好きなバンド、トータスのプロデューサーであるジョン・マッケンタイアがgreat3のプロデュースをしていたアルバムが発売されたのは、大体俺が大学の頃だっただろうか。

 大好きな人達のコラボから生まれた作品は、とても切なくてソウルフルで大好きだった。

 俺は元々ライブには行かない。お金がないのもあるが、好きな物を好きな時にずっときいていたいという考えだった。

 でも、great3は愛の関係のライブには行った。とても楽しかった。もっと彼らのライブに行けばよかったと思った。でも、彼らはライブをしないようになってしまっていた。

 そんな時、彼らが7年ぶりのライブをするという話を聞いた。新代田feverでの対バン。興奮して応募したが、あっけなく抽選におちた。もう、あえないかなと思った。

 でも、後日コットンクラブで単独ライブをすると発表された。
 また、無理なのかもしれない。そんな期待と不安が入り混じる中、予約をしたら、とれた。ライブの予約をあまりしていないので、半信半疑だった。

 それに加え、その時(今も)例の病気の後遺症?ストレス?で体調と精神が不安定だった。熱や咳はなく、治って一か月でまたあの病気になるとはかんがえにくく、人にうつすという心配はないが、気は落ちていた。

そんな中、あんなにたのしみだったのに、重い気持ちで向かったコットンクラブ。普段はジャズのステージを主におこなっているのだろうか。黒と赤を基調とした店内は薄暗く大人の雰囲気でとても良かった。

 そしてライブが始まった。

 俺の席はアキトの真横で、顔が正面から見えなくて嫌だなって思った。でも、一曲目のTAXIが流れてそんなの吹き飛んだ。元々好きなノリの良い曲だったけれど、サポートメンバーを含む今の彼らの演奏でもっと好きになれた。

次は玉突き あれ?何で俺の好きな曲ばかり演奏するの?って馬鹿なことを思った。単に俺は彼らの曲がどれもこれも好きなのに

 そしてoh baby あの甘くてかっこ悪くてきらきらしている曲を、今のアキトが歌っているのが本当に嬉しいし、かっこよくて胸が打たれた。

続いてmetal lunch BOX 前の三曲とは対照的な、ロックバンドの力強いアレンジが気持ちよい

次のイントロを聞いて、耳を疑った。大好きだけど演奏するわけがないと思っていたgolfが流れた、アキトが歌ってる。キラキラピコピコしたアマイメロディーにアキトの声がのると鳥肌がたった。

以下、モナリザ  
last song
caravanからのlittleJの嘆き 
under the dog
R.I.P 
穴と月
愛の関係
DISCOMAN
アンコール soul glow

 もう、これはベストアルバムか? ファンの人気投票上位てんこもりか? というような物凄く震えるラインナップだった。

 マッケンタイアの曲もっとききたかったなあ、てかruby
とか思っていたら第二部のアンコールで歌ったらしい。あー!!羨ましい
 でも、soul glowも超かっこよくてソウルフルで最高だった。

 何よりうれしかったのが、アキトがとても嬉しそうだったこと。大好きなロックスターが幸せそうにしているって、とてもハッピーなことだ。俺、おじさんなのに「アキトー」ってこえをだしてしまった。

 最後にアキトは正面だけでなくこちらも向いて頭をさげてくれて、俺に向けてなんてことではないのは重々承知だが、嬉しかった。

 会場のお客さんは礼儀を守っていたけれども熱さは感じ取っていた。みんな彼らが大好きなの、静かに、或いは大きく、周りの迷惑にならないようにリズムに乗っていたの、俺もそうだったよ

 ツイッターのトレンドでもgreat3がでてきていて、ああ、俺の大好きなバンドはこんなにも大勢に愛されているし、当然音楽としても最高だって思えて幸せだった。

 俺は友達が少ないこともあり、great3のファンとは友達としては会ったことがない。芸術文学映画とかもそんな感じ。一人で楽しむ。それだけでも十分だけれど、俺の好きな素晴らしい物が他の人にもこんなにも愛されているのを生で感じられて幸せだった。

ライブは一時間少しで終わってしまった。あっというまの、夢の時間だった。

 でも、次があるって信じている。

 俺も、どんなに自分の状況が悪くてもまだあがけるって、夢を見られるって信じる。

 ありがとうgreat3

生活費、及び返済に充てます。生活を立て直そうと思っています。