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「一般企業の障害者雇用」と「福祉施設の作業所」の決定的な違いを、すべて経験した目線から説明する

どうも、こんにちは!
半額です。

自分は、一般企業の障害者雇用で
働いたこともありますし、
福祉施設で
就労継続支援A型・B型で
働いたこともあります。

今回は、その体験談に基づく
両者の違いについて書きます。

この記事を読むことで、
一般企業で障害者雇用で働くこと、
福祉の作業所で働くこと、
その違いがわかります。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

両者の組織としての違いは「利益を求めるか」

まず、一般企業と福祉施設の
組織としての違いからです。

一般企業は、利益を求める組織です。
それに対して、福祉施設は、
福祉の一環として、
就労の機会を与えるもので、
利益を諦めています。

一般企業は、事業に利益を求め、社員にきっちり要求する

利益を出すために、企業は事業を行います。

事業をするために、
社員に仕事をするように要求します。

雑な仕事をされると、事業がうまくいかないので、
しっかりとした仕事を求めます。

当たり前のことに見えますね。

障害者雇用であっても、
給料分の働きを求めます。

福祉施設の作業所は、事業に利益を求めず、利用者にそんなに要求しない

一方の福祉施設では、
利用者の作業による利益を
諦めています。

就労継続支援A型であれば、
説明書と部品を袋に入れる作業だけで
最低賃金を払っていれば、
一般企業であれば、確実に赤字です。

あくまで、福祉の一環として、
障害者に就労の機会を与えるために
存在しています。

自治体からの補助金を前提として
運営されています。

そのため、利用者への要求が低いです。
作業があまり進まなくても、
運営にさほど影響しませんし、
利用者に高いレベルの作業を
期待していません。

一般企業の方が要求は高いが、賃金も高い

一般企業は、利益のために、
社員に要求をします。

逆に言えば、社員がそれにしっかりと応えられれば、
企業に評価されます。
しっかりとした仕事で会社が儲かれば、
その社員を褒めてくれます。

企業に評価されると、給料が高くなります。

障害者雇用であっても、
金額の大小の違いはありますが、
しっかり働けば、見返りがあります。

全然成果を出せなければ、
叱られたりもします。

福祉施設では要求は低いが、賃金も低い

福祉施設では、
利用者の作業に期待していません。
あくまで福祉のための施設です。

作業による利益を諦めているからです。

なので、利用者に
高い作業レベルを求めません。

しかし、いくら作業で実績を作っても
評価してもらえません。
それで利益を得られているわけでは
ないからです。

就労継続支援A型で雇用契約があれば
最低賃金は保証されます。
しかし、最低賃金を超えることも
ほぼありません。

就労継続支援B型で雇用契約がなければ
最低賃金すら保証されず、
時給換算で200円とかです。
昇給はまずありません。

まとめ

  • 一般企業は利益を目的としているよ

  • 福祉施設は福祉の一環として補助金で運営されているよ

  • 一般企業は要求は高いが、見返りもあるよ

  • 福祉施設は要求は低いが、見返りはないよ

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以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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