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学歴が強い新卒就活で、超一流の学歴の履歴書に、「発達障害で精神障害者保健福祉手帳所持」を書き加えたらどうなったか、実体験で紹介

どうも、こんにちは!
半額です。

障害者雇用で求人に応募するとき、
学歴を気にしたことがある人は
多いでしょう。

学歴が一番重要になるのは、
新卒の就活の書類選考です。
なぜなら、職務経験がないので、
他に履歴書で見ることがないからです。
職種によっては資格を見るくらいです。

そんな新卒の就活で
障害者手帳の有無で
どのように変わるのか、
実体験を紹介します。

この記事を読むことで、
就活の書類選考における
障害者手帳の有無による違いが
わかります。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

新卒で就活を始めた状況

まずは、就活開始時点での状況です。

  • 超一流国立大学理学部卒業見込み

  • 浪人はしていないが、1年留年している

  • アルバイト経験はある

  • 資格は運転免許だけ

  • 東京都内在住

  • インターンや推薦はない

手前味噌にはなりますが、
かなり良い条件です。

気になるのは、
1年の留年くらいでしょうか。

大学の推薦のような概念は、
ここの理学部には存在しません。
工学部とかあったらしいですけど。

まず一般の新卒求人から→書類は全部通った

まずは一般の新卒求人に
応募していきました。

業界としては、
IT業界に興味がありましたが、
確定という程ではなく、
それ以外も探しました。

応募数としては、10社くらい
書類を出しました。
超有名大手企業から
社員数50人くらいの中企業まで。

その全てで、
書類選考は通過しました。

しかし、ほとんど1次面接で落ちました。
ここで発達障害の特性に
真剣に向き合う必要を感じました。

ちなみに、1年の留年については
ほとんど突っ込まれませんでした。
1回だけ、古い体質の大企業の
子会社のときだけ
突っ込まれました。

障害者雇用の新卒求人→書類がほぼ通らない

次に、障害者雇用の新卒求人を
探しました。

この頃には、IT業界一本に絞って
障害者新卒求人を探しました。

そして、全部で30社くらい
書類を出しました。

このとき、履歴書には
健康状態の欄に
「発達障害で精神障害者保健福祉手帳を持っています」
と書き加えました。
それ以外は何も変えていません。

その結果、書類選考を通過したのは
わずか3社です。

通過率100%から10%です。

正直に言って、
新卒の精神障害者保健福祉手帳所持者として、
最高レベルの履歴書であったと
自負しています。

それでも10%です。

そもそも新卒の障害者求人が少ない

まず当たった壁が、
「そもそも新卒の障害者求人が少ない」
ことです。

新卒の一般求人は、就活サイトで検索すれば
山のように出てきます。

しかし、新卒の障害者求人は
障害者の就活サイト自体が少なく、
それぞれの持っている求人も少ないです。
そして中途採用がほとんどです。

さらに、事務職が圧倒的に多い。

先ほど出した30社という数字は、
IT業界の求人のほぼすべてに
書類を出した結果です。

なんとかITエンジニアに内定できた

最終的には、障害者雇用で
ITエンジニアとして内定を得ることができました。

しかし、決して順調に行ったとは言えません。

大学サークルの友人たちは、
あっさりと大企業に内定していきました。

そんな中、書類選考すら通らない状況は
正直苦しかったです。

就活浪人や事務職への妥協も考えたほどです。

ちなみに再就職だともっと厳しい

新卒ですら、この厳しさでした。
ほぼ職務経験がない、という
共通のスタートラインがあって、
学歴の応援もあってこれです。

この後、再就職を目指すことになった
ことがあるのですが、
これより全然厳しかったです。

求人数が圧倒的に多い
事務職や作業職ならともかく、
ITエンジニアをはじめとする
技術職を目指すのは、
簡単ではありません。

正面から無策に挑戦すると、
月1回のチャンスに命中率1%で挑むような
無理ゲーが待っています。

ただし、きちんとした攻略をすることで、
技術職を狙うことができます。

こちらの記事で、
そのための方法を説明しています。

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技術職にたどり着ければ
月給が数万円は変わります。

まとめ

  • 一般求人だと100%通った履歴書に、精神障害者保健福祉手帳所持と書いて障害者求人に出したら、書類選考が全然通らなくなったよ

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