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就労継続支援A型とB型の住み分け・現実編

どうも、こんにちは!
半額です。

別の記事で、
就労継続支援のA型とB型の違いと、
表向きの選び方について
説明しました。

この中で、
「A型とB型の違いは
雇用契約の有無なので、
それができるかどうかで選ぶ」
という、
表向きの選び方を説明しました。

しかし、現実には
1日4時間、週5日が安定していて、
作業も大きな問題なくこなしている人が
B型を続けている現場を
自分は見てきています。

なぜ、そうなっているのでしょうか。

この記事を読むことで、
A型とB型の、
表向きとは少々異なる、
その住み分けについて
知ることができます。


筆者について

  • 発達障害当事者

  • 公的・民間問わず多数の制度や割引を活用している

  • 職業に関する制度や給付を全力で活用して生活している

  • 福祉制度を探ることが趣味と化している

A型を希望しても、入れないことがある

A型の施設は、
B型の施設に比べて、
その数が少ないです。

そして、どちらの施設にも
定員があります。

A型の施設は、
たとえ新しい人を迎えたいと思っても、
A型の制度の定員以上の人数を
受け入れることができません。

その施設に
「雇用契約を結べる状態なので、
A型を利用したいです」
と言っても、
施設は受け入れられないのです。

地域によっては満員な上に、枠が空いたら入る人も既にたくさんいる状態

自分がA型を利用したのは
地方であったせいか、
たまたま枠が空いていたので
すんなり利用できました。

その後、上京して、
再び職を失ってしまい、
A型かB型を探そうとしました。

役所などから情報収集を行いましたが、
結果として得られた情報は、
「A型はほぼ満員な上に、
既に枠が空くのを待っている人が
たくさんいる、
今から待っても数年かかる」
といったものでした。

A型を利用したいと思っても、
現実には利用できない状態に
なっていたのです。

A型を利用したくても、B型で妥協する人もたくさんいる

A型を利用したいと思っても、
簡単ではないことを
説明しました。

そのような状況になったとき、
B型で妥協するのが、
現実的な選択肢です。

自分はA型とB型を両方経験し、
その現場を見ています。

A型を希望していた人も
たくさんいました。

現実の住み分けは、雇用契約を結べる状態で、利用できるA型施設があった場合だけ、A型が利用できる

表向きには
「雇用契約を結べる人はA型、
それが難しい人はB型」
とされています。

しかし、A型を希望しても
施設がなければ、当然利用できません。

雇用契約を結べて、
通える範囲に、
新たな利用者を受け入れられる施設が
あるときだけ
A型を利用できるのです。

そうでなかった場合、
雇用契約を結べる状態であっても、
B型しか選べなくなります。

【実体験】自分もB型で妥協したことがある

自分も、都内でA型を探したときに、
このような状態となり、
ひとまずB型に行くことにしました。

その体験談を別の記事にしています。

結果から言えば、
あまりにも得られるものが少なくて
すぐに辞めました。

お金も、やりがいも、
将来役立つ知識や経験も、
何も得られませんでした。

あのまま続けていたら
さらに健康状態を
悪化させていたでしょう。

まとめ

  • A型もB型も、定員があるよ

  • A型の施設は少ないよ

  • 地域によっては、A型が満員で、待っている人がたくさんいる状態だよ

  • 雇用契約を結べる状態でも、利用できるA型施設がなければ、利用できないよ

障害者割引を活用して、金銭的負担を減らそう

現実の問題として、
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どうぞよろしくおねがいします。

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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