吹奏楽部っぽいという偏見

大人になってから出会った人に学生時代の部活について聞かれることがある。

運動はそんなに好きではないものの、一応運動系の部活ではあったが、
そんなに動いてるところを想像できないとか、体育会系っぽくないとか言われて色々めんどくさい。
(ぽくないとか言われても事実なんだ、、、)

で、吹奏楽部っぽいって言われる。
自分的には吹奏楽部っぽいわけなくて、あんな大きな音で疲れてしまいそうで、人間関係が厳しそうな場所で生きていけるわけがないと思っている。
わたしの学校の吹奏楽部は交わりたくない感じの人が多かったし、顧問の先生も苦手な感じだった。
そもそも部活って学校によっても雰囲気違うから、「っぽい」ってお前の主観だろって思う。
なので吹奏楽部っぽいって言ってきた人には心を閉ざしてしまう。
自分の見た目からの決めつけがつらい。そして決めつけてくる人にわかってもらおうなんて思えない。

最近はもうめんどくさいので吹奏楽部というようにしてみた。へ〜で終わる。すごく楽。
相手の期待に応えてしまってるのがちょっと悔しいが、そもそも深い関係にならない人との会話だから、全然いい。
今日はそういう設定って思うと口からスムーズに嘘が出てきておもしろい。
楽器を聞かれたら、触ったこともないフルートと答えている。
上辺だけの雑談での自分のターンを早く終わらせるにはこれが正解なのかと思っていたら
甲子園の応援について結構聞かれることに気づく。
めんどくさい。正直、知らない。うちの学校はそういうのなくて〜という逃げ。
みんな高校球児と吹奏楽部orチア部の恋愛物語に期待し過ぎだ。

まためんどくさい雑談の流れを見つけてしまった。
次は書道部にしてみようかな。


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