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娘の頭の中の数字。

体操教室に通っている小1の娘の話です。
学校では、10までの計算が終わったところです。

そんな娘が通っている体操教室では、ウォーミングアップに、約60mくらいの距離を3本走ります。

最初の2本は、「何秒で戻ってこられるか」を測り、最後の1本は、「自分で設定した時間で戻ってくる」というものです。

最初の2本を走り終えた娘に、
コーチが尋ねます。
「最後の1本は、何秒で戻ってきますか?」

そこで、娘は真剣な顔で、「30秒!

先ほどの2本走った様子から、そんなにかからないと思っているコーチは、もう一度聞きました。

しかし、変わらず、至極真剣な表情で、
「30秒!」(さっきも言ったけど的な顔で)
と言い、すでに走る気満々で、"よーい"の姿勢で、走るコースの先を見つめて、待っています。

コーチも「30秒で、戻ってくるのね。OK!」と、これ以上は、聞いちゃいけない雰囲気を感じ取ったようです。

「それじゃあ、行きますよ!
"いちについて、よーい ドン!"」

と言う声と共に、全速力で、走っていきました。

そして、もうスピードで戻ってきた娘のタイムは、、、

「13秒!!」

そう!言葉では、「30秒」といっていた、娘の頭の中に描いていた数字は「サンジュウ」の「30(サン ジュウ)」ではなく、「10と3」=13(ジュウ サン)秒のことだったようです。

成長過程の娘の言動、大切な思い出にしていきたいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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