地域イノベーション専攻 大洲の街並みを歩く
「地域社会やビジネス現場をデータサイエンスの視点で捉え、さまざまな課題の解決策を導き出す力を身につける」
こんにちは。広報の河淵です。
地域イノベーション専攻では何を学ぶんですか?
と聞かれることがありますけど、この一文に込められていると思います。
(ホームページに載っています)
「課題を見つけ、解決策を導き出す」ための手法を様々な角度から学ぶということですね。
今は予測困難な時代、「VUCAの時代」だといわれています。
V(Volatility:変動性)U(Uncertainty:不確実性)C(Complexity:複雑性)A(Ambiguity:曖昧性)
聞いたことない単語ばかりで難しい・・・
ビジネスにおいても、これまでは市場調査をして、仮説を立て、開発をしていたのが、世間が予測不可能な動きをするわけですから、そういう手法は通用しにくくなりました。
予測困難な時代において課題解決をするには、より本質を見抜く力が必要です。AIが導き出す提案は、過去のデータをもとにしたものです。「今」ではないんです。
「今」起きていることを、自分の五感をつかって探る。隠された本音を探る。そしてAIを道具の一つとして解決方法を導く。
これからは実体験がものを言うのではないでしょうか。
というわけで今回の課外研修、
地域イノベーション専攻の皆さんの「地域をフィールドにした実践的な学び」のスタートということで、ぜひ取材したいと思い同行してきました!
(最後に動画もありますので、ぜひご覧ください)
大洲街並み散策のミッションは
「大洲の地域活性化について学生視点で考えよう!」です。
大洲は城下町として古くからの建築物が多く残っています。「伊予の小京都」と呼ばれ、「文化・伝統保全」では世界的にも高い評価を得ています。
今話題の「NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町」
歴史ある建物を宿泊施設に再利用した分散型ホテルです。
学生達も興味津々でした。
うかいやカヌーなどのシーズン幕開けを記念しての川開きイベント。
昨年に続き2回目の開催。「肱川と親しみ、川をもっと身近に」という願いがあるそうです。
「かわまちマーケット」で買い物を楽しみました。
何回来ても楽しい「ポコペン横町」
学生達は射的をしたり、けん玉で遊んだり、かなり長い時間楽しんでいました。
私としては「おみくじ」が良かったです。
大吉だったのですよ!初詣で引いたおみくじは末吉だったので、運勢up!
『大吉 がいなことええぜ 』と大洲の方言で書かれていました。
金運『えらいこと儲かりそうなぜ』とありましたので、仕事がんばれってことでしょうか。
こういう細かいところにも楽しませる工夫がありますね!
たくさん歩きました。
要所要所で、自分のアンテナに引っかかったところを写真に撮り、情報収集していました。今回の気づきを次回のゼミで出し合います。
班の一人に話を聞くと、
「古いものを今風に再利用している。現代との融合が面白かったです。そして街がきれいでした。街全体で、みんなが協力し合って、景観を守っているのを感じました」とのこと。
これからも実体験を大切にして、学びを深めていってほしいです。
次回は愛南町とのコラボがある予定。
こちらも取材予定!お楽しみに。