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竿竹や~竿竹が早乙女にきこえるに涙 氷山の一角の下の方

ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」第3話で、主人公の玲子さんが、テニススクールの先輩早乙女さんにフラれた後のシーンを、圧巻だなあと思いながらみていました。
人生の半分以上好きだった人に対しての玲子さんのアクションは、恋のかけひきなどとはほど遠い、「イタい」のひとことで片付けられそうなものかもしれないけれど、わかるー!わかるー!とTVの前で共感しながら彼女を抱きしめたくなったのは、わたしだけではないと信じています。

普段は心に波風立てぬよう慎重に生活している玲子さんが、傍らの猿渡くんに早乙女さんへの思いをぶちまけた中に
「竿竹や~竿竹ってきこえたら、早乙女~早乙女ってきこえる」
というセリフがありました。

人生の半分ではないけれど、10年という自分にとっては長いあいだ嵐ファンをやっていて、さまざまな事象が嵐にまつわることに変換されていくよなあというのは感じていました。

スーパーやドラッグストアのCMをしている商品の側に、写真があればもちろんテンションは上がりますが、そこに本人の姿はなく、なんの縁もないようなシーンであっても嵐は巻き起こるというのを、玲子さんの竿竹→早乙女現象で再確認したのです。

日ごろ「嵐ファンってすごいね」と半分あきれたように言われることがありますが、心のうちでは(いや、こんなもんじゃないよ、わたしの脳内)とつぶやいています。

そんな、普段はあらわにしていない(と思っている)海面に出てない方の、ファン心理の氷山の一部をまとめてみました。

おしまい。

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