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ジーザス・クライスト「イエスの復活」

はじめに

 真理を閃き降ろして今ある問いに今答えることで問題の根源を無に還すことをしている「真空のまさみち」です。心理カウンセラーをしています。
 アカシック・レコードという全てが記録されている情報庫にアクセスして、様々な因果を根源から紐解くことをしています。
 歴史の因果関係や史実に残っている情報と、魂に刻まれている思いの全てを納得が行くようにリーディングで読み解いてます。
 みなさまに深い気づきと新しい世界の創造に繋がる閃きをご紹介しています。


時間の特異点

 認識上、時間には「経過がある」と捉えるものだ。
 その中でもスピリチュアルなど精神世界の分野では「時間は存在せず今しかない」という解釈を伝え広めている。
 変化するのは「いつか」ではなく「今」である。

 「まだ、その時ではない」

 という、時期尚早とした成熟していない段階で踏み出すことの危険性や愚かしさについて「今ではない」とした解釈も勿論重要である。

 「今」と「今ではない」とした解釈と、「いつか」と「その時が来れば解る」とした解釈の違いがある。

 これまでの「いつか」という時間軸の流れと、「今」という時間のない流れの力関係がいよいよ変化した。2024/7/13~14にかけて分水嶺(ぶんすいれい)とも呼べる分岐点、つまりは力関係が大きく変革する「特異点」というものが訪れた(今もその真っ只中である)。

特異点とは

特異点とは
陰・全ての価値基準が反転するがごとく認識が変わってしまうこと。
陽・同じところに存在しながら、別の解釈や世界観が同居している状態であり、仕組みの機能が様変わること。

特異点の定義

 特異点とは、
「理解不能なことを目撃する世界になる」
 と、端的な表現を使うならば、このようなことを示している。

  •  ボケた?

  •  認知症?

  •  頭おかしいのじゃない?

  •  精神科に行くべき。

  •  見てられない。

 そんな感想を思わず洩らしてしまうような出来事を見ることになる。

 今回の記事は、2024/7/14に劇団四季のミュージカル「JESUS CHRIST SUPERSTAR(ジーザス・クライスト・スーパースター)」を観たことにより、様々な記憶と繋がり新たに気づきを降ろしたことを紹介する。


イエス・キリストは誰だ?

過去世のこと

 過去世において、まさみちの2番目の魂にはイエス・キリストの体験がある。

 偉人や有名人の記憶など自称することは、うさんくさくてたまらない話である。自称で名乗るほど非難の的になるだけなのだが、それに伴う因果を紐解くことが今世の私の狙いの一つなので致し方が無い。

 私自身が、自己検証の為にこの記事を書く。
 偉人の記憶を持つ私自身が過去世の続きの物語を生きていて、物語の主人公でありながら次の展開を読むことなく閃き降ろされるままに生きる様を描いていこうというものだ。
 私の人生の主役はもちろん私である。みんな自分の人生においてはそれぞれが主役である。その主役たるあなたの人生においては私は脇役である。その脇役が名脇役であるなら、嬉しい限りである。そんな私の人生の気づきの物語をシェアできればと感じている。

イエス

 今回はイエスにまつわる因果関係など、カルマの解消について公開する。

 改めて紹介すると「真空のまさみち」の魂は9つあり、記憶も9系統ある。

 魂のテロメアを人体実験によって分断され、それにより複数の人生を同時に体験する不思議なことが起きている(この辺りもぶっ飛び情報である)。

 私以外にも人体実験にて、複数形の魂を有している人はいる。

 その人たちも複数の記憶によって大混乱が起きているので、魂複数持ちというものは良いものではないと言える。最も面倒なのは「人体実験の苦しみは根深く解放されない」ことが挙げられる(今回はそのような人体実験の話題はないが、処刑などの話題は出てくる)。

 まさみちの2番目の魂の体験に「イエス」の経験が記録されている。
 まさみちの3番目の魂の体験に釈迦」の経験が記録されている。

 両者が兄弟の時の経験を紹介するなら兄の釈迦が、障害児の弟(イエス)を乳母車(近代である)に乗せてどこへでも一緒に出かけていた記憶に触れたことがある。
 その記憶に触れるまでは障害者に苦手意識があったが、自分の中にこのような溢れる愛情があると気づけて認識が変わったことがある。
 過去世の体験は今世の学びや気づきを補佐してくれるものだと解った。

 恵まれている環境、そうでない立場や生い立ちなど、比較して欠点を見つけ出すならいくらでも出せるものだが、その時の現実をただそのままを受け入れれば自分の中に途方もない愛があることが見つかるのだ。

 この障害児のイエスを釈迦が救っている。
 この記事は、その時代と連動していて総合的な愛の十全性が働いて起きている物語である。

 あなたの人生の気づきの切っ掛けにこの記事が役立てばと願っている。

 


最後の晩餐

 2024年7月14日、ミュージカルを観に行く道中で様々な気づきが突如訪れた。

 新約聖書の中に「最後の晩餐」という教えがある。イエス・キリストが処刑される前夜、十二使徒と共に摂った夕食、またその夕食の席で起こった出来事が描かれている。

−「この中に裏切り者がいる」−

 このくだりが、「これは三毒の癡(ち)だ」と解ったのだ。

 仏教の根源的煩悩として紹介される「三毒」という概念が、聖書に記されている内容の概略を示していた。

 歓喜である!

 三毒は、相対する関係者がどう足掻いてもそのような行為に及んでしまうことを指す。
 その時、その場にいる状態では自分の主義主張が歪んだり、ズレたりするなどして敬愛するイエスさえも弟子は裏切ってしまうのだ。三毒の煩悩がある限り、ある意味避けて通れぬことを示す使徒の話である。

「いつか」を止めて「今」に改める時に引き起こされる問題がここにある

 これまでの原因と結果の世界では、どうにも行き詰まりを感じたとき、「一体何が問題だったのか?」と、人は「振り返る」ことをする。

 この「振り返る」意思が深く本質を突くほど、そこから、様々な問題が引き起こされてトラブルが生じることになる。

※「振り返る」ことによる問題点の補足
 日本神話の夫イザナキ、妻イザナミの火の神を生んで死んだ物語においても、ギリシャ神話の夫オルフェウス、妻エウリュディケーの毒蛇に噛まれて死んだ物語においても、夫が黄泉国や冥府から妻を連れ返そうとして「振り返るな」という約束を破って、妻を連れ戻せなかった共通する物語がある。
 この神話の教訓はどれだけ愛が深くても「思い出」の中から抜け出して「今を生きる」ことは困難であることを告げるものだ。
 「最後の晩餐」に描かれる内容が「振り返る」神話と重なっているものである。
 どれだけ敬愛していても、「その時が来ると振り返ってしまう」もので、手遅れになることばかりであると教えるのだ。そこから抜け出すには「釈迦」が「イエス」を救えるだけ力強くならなければならず、その「釈迦」と「イエス」を救い上げられるほどの愛で包み込む「妻の愛」に「夫」が振り返らずに気づけるかが鍵となる。
 答えは「リーディング」という祈りの力で因果を超越した眼差しで全てを無に還す力を身につけることにある。

「振り返る」こと


因果律

 その因果律を解りやすくまとめたものが以下にある。

 三毒では①~⑭まで、⑭の心の構造(階層)が存在して、その内②~⑭までは観察できるものである。ただし、始まりの①の階層だけは観察したくても出来ない問題を抱えている。

 それは①という始まりの自我(心)は見えなくなり、観察している②~⑭で解釈を深め、考察することを示す。それでも①~⑭全てが問題であり「毒」である為、どれだけ考察して分析しても①を見つけ出せなければ解き明かせない問題がある。

 なぜなら①が自我を観察する「わたし」だと錯覚しているからである。

 それらを順々に解説し、ブロック外し言霊による真言を示していくものである。

 何度も読み返して、構造や仕組みについて感じ取ってもらえるといい。


三毒・瞋(じん)「最後の晩餐」

②,この中に裏切り者がいる

「この中に裏切り者がいる」

 最後の晩餐で有名な台詞である。
 変革の時を迎えると、自分の心の中に統一できない感覚を味わう体験をする。

 「裏切り者」は、要約するなら、自分の真心に対して「待った」「違う道があるのでは?」と、ブレーキをかける心の働きである。

 自分の内なる心が、他人を通して投影されて対話することになると、行く手を阻むようなやり取りになるのだ。

 人は最後の最後で思いもかけない「本音」のような自我を出すことがある。
 真心としての「本音」ならいいが、自分の心を観察する眼差しまでも「魔」に呑まれている裏切り者であることには気づかない(魔とは嘘で作り上げた心のことである)。

「何故なんだ!」
「どうして私なんだ!」
「私は金など欲しくない」

 などと、使徒イスカリオテのユダなどは葛藤するシーンがミュージカルにも描かれているが、その疑問、問いかけ、苦悩そのものが「裏切りの者である魔の眼差し」とは気づかない。

 例えるなら、「幻覚を見ている」と指摘されて、「これが幻覚?」などと、映画マトリックスのようにチューブに繋がれて電気信号によって都合の良い夢を見せられることに「気づく」ことが出来るかの問いかけである。

 ユダが「何故なんだ!」と「どうして私なんだ!」と苦悩している自分を観察する自身の眼差しを疑えるかどうかが気づきの「鍵」となるのだ。

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