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神道・大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)

リーディングマスター・まさみちです。物事には陰陽の性質があり見えないものが見えるものを相対的に支え合っている世界であり、そんな見えないものも微細なだけで見えるものであると解れば、どれもが物理的なお話しであると考えられるものです。

また見えるものはいずれ見えなくなるものでもあり、それを生死とした流れで判別するものもあります。

笠間市にある常陸国出雲大社に行ってきました。
島根の出雲市にある出雲大社の注連縄(しめなわ)にも驚きましたが、ここでも同じ規模の注連縄がかけられており圧巻です。


大国主は様々な名前があると知られている神さまであり、リーディングすると「人」であったことからも様々な史実が残されています。日本神話の難しいところは、神話に登場する人物が自然界の仕組みとなるシステムの神々と混同して登場することです。


人とは思えないような活躍や知恵をもたらす人は、「その人(祀っている神扱い)を通して伝令などを行うと云うことを聞く」ところが信じられていたこともあり、人の心の支えとして中心的な役割を担っていたところもあるようです。

そうした活躍する知恵者が「天照大神からの啓示があった」と云えば、個人的な意思で判断するのではなく、天のご意思に従ったことが可能となるため、争いごとは鎮めやすくなる側面もあったようです。

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と繋ぐと、「汝、自身を知る」といったニュアンスで感じられる存在です。自分自身の身の丈を掌握しており、どこまでも「知るとは言えない心」を知っている感覚を支えるものです。
「大黒さま」と親しまれる名称も、自分たちが置かれている環境や状況をみんなが喜ぶであろう方向性や、具体的な改善案に対して「みんなが一同に笑う時」にそのアイデアをもたらしてくれた存在として慕われているものです。

多くの人が「それはいい」と感じられる提案をもたらしてくれることを指すもので、「みんなのことをいつも思っている人」が「大国主(おおくにぬし)」というイメージで捉えると、みんなのために頑張っているあの人ではないかと感じられるものです(ご自身の場合もあります)。

神社に赴き、崇敬することにより「知恵」を賜れば良いのです。

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)に繋がるにも、常に国レベルの案件で事に当たる姿勢が大切です(大げさですが、そうした広い意識で物事に取り組むことが大事であると伝えるもの)。
「小さいプロジェクト」であっても、「僅かな報酬しかない仕事」であっても、国レベルの事態として大勢の人たちが喜び笑い溢れる前提で、参拝すると「よりよい知恵」が授かるかも知れません。

例えの話として、「テレビなど見て批判的な気持ちになった時」に大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と繋がり、自分に権限から「何から何まで譲れている国主とした立場になってみて、物事を考えてみなさい」とした発想を持ってみると、自分の言動に国中の人たちがどのような表情や言葉を発するかを想像してみることです。

家の中で誰にも気づかれずに一人で批判的にテレビに向かって感想をぶつけている姿を、国主扱いに改めてみることで「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」を感じられるものです。

会社の会議や議論において、「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」さまのように、全てを譲り渡してしまうイメージを持つとどんな展開が想像されるのか、議論の行く末に対する自身の心の表れようを見つめていくことです。

力あるものが、力なきものに道を譲ることの意味を考えられるようになると、強き者が上に立つことだけが答えではなく、弱き者が上に立つことがあってもそれを支える知恵者がいるならば、弱きリーダーが強きリーダーに育つ可能性もあることを知らせてくれる神さまです。

大国主大神さまを、今ある自分自身の身に降ろすイメージを持つと、「何もない中で工夫をもたらすこと」の大切さを知らせてくれるものです。
生まれた場所や、環境などは変えようがない部分があります。そうした喜べない環境においても自分一人ではどうすることも出来ないことでも、大国主大神さまと一緒であるなら発想が変わることがあります。知識が不足しているなら、本を読めば良いと閃かせてくれます。関心が薄く興味が持てない場合は、「目についたものから始めて見なさい」と思いつかせてくれます。

こうした閃きにおいても自分自身のものでしかないことを忘れてはなりません。

「神さまが仰っていた」
とするのも良いですが、「誰が言っていた」というよりも、「自分の言葉にしている」ものでなければ伝わるものも伝わりません。

みんなが喜ぶアイデアを閃き降ろしてくれる元として、大いに繋がることをオススメしますし、その為なら自分が苦労することもいとわない精神性を持てると良いです。

日本の神さまはは抽象概念が広く、いかようにも解説出来てしまう幅広さを持ち合わせているものです。ここで紹介するのも一側面であると感じ取っていただけると幸いです。

人生の舵取りを自分自身の自我で執り行えるのも、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さまが譲り渡してくれているから出来ているものだと感じていただけるとよいものです。

もし、自分の自我で人生の舵取りをやめ、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さまに返納したいと願うならば、その願いは叶えられ自然の恩恵に預かれる道行きをもたらしてくれるものだと想像しておいてください。

様々なことを見透している存在がいつも側にいてくれるなら、雑念に呑み込まれて生きる事をしなくても良くなるかも知れません。

●大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)さまに、「全てをお返し致します。幸せに導き給え。」と祈ると、祓い清めた方が良いような雑念に見舞われるかも知れませんが、祈りを続けると心安らかにしてくれるメッセージを貰えるようになります。

文面で伝えられることは限りありますので、詳しく知りたい方はセッションなど受けられて、繋げ方や問いかけの仕方などのコツ勘を学ばれることをオススメします。

神道に興味関心があり、見えない心の世界をより深く知りたい方はハピネス公式LINEに登録してください。セッションの案内を送ります。
2022/1/20(木,午後),1/21(金,午後),1/22(土,午前),1/24(月,午前,午後)の五枠が空いています(2022/1/6現在)。



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