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読書家の進化フェーズ

今日は、読書を習慣化するために踏んでいくフェーズを自分なりにまとめてみようかと。

今でこそ僕は書評なんかを書いている(最近溜まってばかりだが)のだけど、幼少期は全くと言っていいほど本なんて読まなかった。

読むのはだいたい漫画。
読書感想文も、「ココガヨカッタデス」「コノヒョウゲンガドクトクデステキデス」みたいな思ってもいないような言葉を並べ、作文用紙の文字数を埋めることだけに注力していた。

そんな僕も読書を習慣にして随分立つ。
今だと積ん読の本が切れるとソワソワする。
ニコチンがキレてイライラする喫煙者みたいに。

人間である以上、常に知識を追い求めるのは人が人としてあることと同意だと思っている。
(人間は唯一思考する生き物)

読書する人が一概に素晴らしいというつもりはないけど、しない人よりは思考の量/質ともに優位があることはおそらく正しい。

ということで、読書を習慣化して、あえてこういう言い回しにするけど"人間になりたい"人は下記のフローで辿っていけばいいのではないかと思う。






1. まずは気になったものを手当り次第読む
ここは、本を読んでそれが楽しい、役立った、という感覚を
自分に植え付けるフェーズ。
スポーツも、いきなり強い人とやるとこてんぱんにされて楽しいというより苦行になってしまう。
それと同様で、最初っから小難しい本なんて読んでもつまらない。
なので、このフェーズでは自己啓発本もガンガン読む。

自己啓発の類はエナジードリンクと似ていて、無駄にやる気が出る。
あと、難しいことは書いてないのでどんどん読めるし、読後感も良い。
ただ自己啓発は早めに卒業するのが吉。なぜなら書いてあることはぶっちゃけどれも大差ないし、啓発されても行動が伴わなければ何も意味をなさないので。

ただ、自己啓発含め読みやすい本をたくさん読んで、読書=楽しいというポジティブな感情が自分に備わったらこのフェーズとしては上出来である。



2. ビジネス本を読む
ここでキャリアなどに役立つ知識を蓄えるフェーズに移り、
読書で得た知識をアウトプットする習慣を作っていく。
いわゆるベストセラー本とかも複数読むことになると思う。
少々小難しい本も出てくるが、前のフェーズで得た経験があれば読みこなせるはず。
このフェーズで、おおげさに言うと"読書で人生を好転させる"経験が出来れば言うことなしかもしれない。



3. 古典や洋書へ
ここまで来ると読書家の中のトップ数%には入っているはず。
古典や洋書で普遍的に役立つ知識を体系的に得るフェーズに。
古典がなぜ古典と言われているかというと、代々受け継がれるほど普遍的な知識が詰まっていて、現代の我々にも活かせるから。
最初から読み込んで理解するのはけっこうしんどいのだけど、時間をかけて読んだり、はたまた時間をおいて繰り返し読んで血肉にしていくようなイメージで読む。
僕はまだまだここじゃないですね。
あと洋書は当たり外れあるので注意。



僕は2と3の間ぐらいかな。
そろそろ古典はトライしたいと思います。

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