ヨーロッパー改めて1
さて、ヨーロッパ。ついにです。
前回は
古代ギリシャの話から逸れていったんだった。。。
はい、このあたりが、ヨーロッパの歴史の最初の頃です。地中海、エーゲ海、イオニア海、、、と、海に面して文明が進みました。
古代ギリシャというと美術や哲学に詳しい方はよく知っていらっしゃるかもしれませんね。ヨーロッパ旅行が好きだー!という方も。あの、そういった方は今回のブログは読まなくて大丈夫です。笑
さて、
ペルシア戦争の相手が、この、ヨーロッパの国々でした。そのうちの大きな二つの都市についてご紹介しましょう。
*スパルタ国。地図にも載ってますね
今でも「スパルタ教育」とか言いますが、まじで厳しい訓練をしている国でした。なんでかっていうと、すごーく厳しい階層社会になっていて、一番下の奴隷の人たちがよく反乱を起こしていたんですね。先住民だったから、土地は取られて奴隷にされて酷いですよね、反乱は必死。それを抑えるには徹底した軍国主義が必要でした。で、男女関係なく厳しい訓練を経て、反乱を抑える人手を育てた、と。そして当然人が必要になるから子供を産んでもらわなきゃ困る、だから独身はNG。今の時代には考えられませんねポーン
*アテネ国。同上
こちらは、王様っていうのはなくなって、貴族が国を仕切りました。
*その他の国。
お互いに貿易が盛んになってくると、お金を持つ市民が増えます。貴族に対抗するための、市民兵というのが作られました。貴族はみなさん、偉そうで反感の的だったみたいですね。
で、このあたりからですね、民主政っていうのが始まります。
ポイントですね、ここ。
今まで市民は、誰かの言いなりになっていたわけです。独裁者とかいたわけです。自分の私欲のことしか考えないトップって、ほら、いますでしょ、オタクの会社にも。
で、市民としてはもうウンザリなわけ、そういう人。だから、そういうタネを投票で選ぶんですね、で、トップになった人は島送り(国外追放)になるわけです。そうやって、独裁政治にならないように、自分たちが自分たちの政治を自分たちで行おう、そのために選挙をしよう、という流れができました。
この民主政、クレイステネスって人が作りました。こういう方法だったら自分たちもいいね、独裁者生まれないよねってことで考え生み出されたものなのです。
いまでもこの考え方が、民主主義に息づいています。古代ギリシャで生まれた政治でした。なぜ、クレイステネスの名前がこんなに知られないのか???わからない。
わたしの中の偉人の一人です。偉業でしょ、民主制の基礎作ったんだよ?
わたしはこの社会があまりに資本主義すぎて、民主主義の大切さが失われているように思うのです。この、2018年という時代に一番必要なのは、一人の強いリーダーではなく、一人一人の小さなリーダーシップ、それこそがまさに民主的で、その礎、考え方を作ったこの人はすごいっ!!!!!って思いますが、読者のみなさまいかがでしょうか?
ああ、オンライン歴史教室のテーマに掲げたい。。。
で、ペルシア戦争、ペルシアvsギリシャの都市でしたが、結局ペルシアが負けてしまいます。紀元前500年から、約50年に渡る、戦いでした。
広大な土地を支配する、その限界を、わたしはここにみてしまうのです。
『歴史から平和が実る』という合言葉をもとにブログを続けています。ご自身のリーダーとしての未来を考えるきっかけが見つかりますように。 このブログでのリーダーの定義は「人生を、自分自身が舵をとって進もうとするすべての人のこと」お役に立てましたら、投げ銭応援お願いします。