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気功の三大技術とは



 気功には、三大技術というものがあります。
 あらゆる気功技術は、この三つの技術の派生である、というのが、気功師にとっての基本です。

 今回は、その三大技術の概要を説明していこうと思います。

 気功三大技術。


 1)浄化


 
 一つ目は、『浄化』。
 これは、ゴールを達成する為に邪魔な情報を抜き取る技術です。
 脱洗脳とも言い換えられます。
 
 私たちは、幼少期の頃から、両親、親戚、教師などから、自らの可能性を抑え込む様々な洗脳を埋め込まれてきました。
 例えば、「大企業で安定した生活を送るのが一番」という教育は、「あなたには個人で生きる力がない」という洗脳にもなりえます。
 
 こういった洗脳は無意識にこびりついていて、いざ「フリーで生きるぞ!」と決意しても、その洗脳があなたの行動を阻害してしまいます。
 だから、浄化でそのような洗脳を抜き取るという訳です。
 
 これが、主な浄化の役割です。


 2)伝授・封入


 
 二つ目は、『伝授・封入』。
 これは、一見異なる二つの技術のように見えますが、本質は同じです。
 浄化が邪魔な情報を抜き取る技術なら、伝授・封入は、良い情報を埋め込む技術です。
 
 例えば、あなたがテストで90点以上を取りたい時、「私なら取れるぞ!」と思う場合と、「私には90点も取る力が無い……」と思うのでは、どちらの方が点を取りやすいと思いますか?
 
 当然、前者ですよね。
 「人はセルフイメージより上のことはできない」とはルー・タイスの言葉ですが、これは科学的にも証明されていることです。
 
 「私ならできる」というセルフイメージを保たない限り、もし良い結果を出せたとしても、たまたまのラッキーパンチになってしまいます。
 
 で、このセルフイメージは、多くの場合、言葉を使って高めるのですが、気功では「気」を使って高めます。
 
 テストで90点以上取ることが目的なら、『テストで90点以上取ってガッツポーズしている自分』をイメージし、そのイメージを実際に気の玉に変えて、埋め込みます。
 この時、気の玉を埋め込む対象が人間ならば、伝授。
 物なら、封入です。
 
 私の感覚だと、浄化よりも伝授・封入の方が楽です。
 何故なら、浄化の場合、「自分のゴール達成を阻害する情報は何か?」と内観し、自分で気づかなければならないからです。
 これが、結構難しいのです。
 浄化という技術を使うこと自体は誰にでもできますが、使いこなすにはセンスが必要です。
 
 だから、初心者は『伝授・封入』が一番やっていて楽だし、何より楽しいと思います。


 3)結界


 
 最後は、『結界』です。
 私は、この技術が個人的に一番思い入れがあります。
 
 さて、結界とは、云わばコンフォートゾーンを触る技術です。
 コンフォートゾーンとは、「自分が居心地良いと思う状態・空間」のことです。
 例えば、あなたにも落ち着く空間はありますよね。
 それは、自分の部屋かもしれませんし、トイレかもしれませんし、はたまた恋人といる時間が一番落ち着く、という方もいるかと思います。
 
 それが、コンフォートゾーンです。
 私たちの脳は、コンフォートゾーンに戻ってこようとする性質があります。
 
 例えば、もしあなたが馴染みのない場所に出かけた時、少なからずあなたは緊張するはずです。
 それは、脳がコンフォートゾーンに戻ろうとする性質が発露したもので、証拠に、あなたが自分の家に帰った瞬間、どっと安心したことでしょう。
 
 コンフォートゾーンは通常見ることも触ることもできないものですが、気功師は実際にコンフォートゾーンを触ることができます。
 そして、触る。つまり干渉することができるならば、操作できるということでもあるのです。
 
 これが、結界の醍醐味です。
 
 シンプルな使い方で言えば、結界を張ることで、プレゼンなど緊張する空間をコンフォートゾーンに変え、まるで自分の部屋のようにリラックスすることができます。
 つまり、緊張知らずになれるということです。
 
 これだけでも、かなり有用ですが、私たちは結界に色々な機能を付け加えることができます。
 「気の玉をお腹に入れて」と命令して、自分は何もしない。すると、結界が勝手に気の玉をお腹に入れてくれる。
 なんてこともできてしまいます。
 
 基本的に、結界だけを使うのではなく、浄化や伝授・封入の効果を自動化させるために使うのがセオリーですね。

 一度切りで終わってしまう伝授・封入も、結界にしてしまえば、何時間も継続して発揮し続けてくれます。
 まぁ、結界は大抵いつの間にか消えてしまうので、長時間の効果を求めるなら、何度も張り直さなければいけないんですが。
 それでも、結界は有用です。
 
 正直、私は結界が好きだし、結界には他にも色々な使い道があるから、伝えたいなと思うところなんですけど、キリが無くなりそうなので辞めときます。


 4)最後に


 
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 これにも、ちゃんとした理論があるのですが……もしお知りになりたい場合は、ライン、もしくはコメントでご質問してください。
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 これまでお付き合いくださり、ありがとうございました!

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