ピアノ三種盛り
変なタイトルでごめんなさい。
回転寿しのメニューではありません。ピアノコンサートの記事です。
昨日は市内で開かれていたファミリー向けのコンサートに行ってきた。
世界的に活躍されている横山幸雄さんというピアニストによるソロ演奏。
今回のコンサートがちょっと変わっていたのは、3種のピアノを聞き比べるというもので、会場には3つのピアノが同時に並ぶという何とも豪華な演出だった。
会場に用意されたのは、
スタンウェイD-274
ベーゼンドルファーピアノモデル290インペリアル
ヤマハCFIIIS
の3台。
スタンウェイは聞いたことがあったが、ベーゼンドルファーというのは初めてだった。
通常、ピアノは88鍵盤だが、ベーゼンドルファーには97鍵もあり、特に共鳴する弦の数を増やして豊かな響きを出せるような作りとなっている。
個人的には、このベーゼンドルファーという楽器にとても魅かれた。
最初に、リストによる「愛の夢 題3番」が演奏されたが、特に中低温の響きと安定感が抜群で、それが為に高音の響きがより一層繊細に感じられるようだった。
演奏会では、横山氏が同じ曲をスタンウェイ、ヤマハでも弾いていたのだが、やはりベーゼンドルファー君が一番。
ここまで細かなニュアンスを聞き比べるという経験はなかったので、大変刺激的だった。
これからは、使われる楽器にも意識をしたクラシックを楽しんでみたい。
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