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駅員さんの新人教育の現状と体験談

仕事内容を愚痴もタラタラ混ぜつつ書いていながら、入社してからはそこまでキッチリ書いてませんでしたので参考になれれば幸いです。

そもそも、自分の経験談でも何かしら参考になれば…というスタンスですから愚痴をタラタラ書いていいわけではありませんが(笑)

だいたいトータル3ヶ月

緊張の入社式。
そこから一人前になるまで、身内から収集しただけの情報で言えばですが、だいたいの会社さんは3ヶ月、1クールと長いスパンを設けているようです。

そう、新人研修はさながら「月9」のよう(?)

入社式で同期と初対面、ということはほぼなく、どの企業も同様に内定者説明会みたいな顔合わせがあるので久しぶりの再会くらいが正しい表現でしょうか。

会社によっては研修施設に1ヶ月寝泊まりしながらキッチリ座学を仕込んだり、あとは通いで9:00から17:00というかたちで座学だったり。1ヶ月という点はおそらくどこの会社さんも共通してます。
基本的な知識、規則類を叩き込まれます。

緊張の実習

1ヶ月ほどの座学を仕込まれると、大型駅、乗降の多い駅で実習です。

先輩社員を師匠につけて、新入りの皆さんは弟子といった師弟教育、今の言葉で言えばマンツーマンのいわゆるOJT形式です。

この実習を楽しめるか、はたまた地獄の日々を過ごすのかは師匠の指導スタイル次第。師匠たちはハラスメントに対して配慮はするようにはなっていますが、結局は進め方から教え方…なにもかも師匠次第。
良くも悪くもムラが出るのが悪いところ。
他の先輩方に付いて学ぶことは若干ありますが、基本師匠に付きっきりで実際の接客方法、経験を積んで仕事を覚えるのが一番の目的です。

これが1ヶ月半ほど続きます。最終的に師匠や上司の見きわめで及第点となれば本配属。一人前に認められるという流れになります。

といっても本番は研修明けからなので半人前が正直なところでしょうか…

筆者の体験談

自分はちなみに師匠が厳しい方で「地獄の日々」でした(笑)

私は「体で覚え込む」スタイルと自負していましたが、単に物覚えが良くないだけの話…結構ご指導を賜ったおかげで実習中の記憶があまりないです(笑)

褒められたこともなく、ひたすら注意され、時にはかなりの剣幕で怒られたものです。

「研修の序盤から目が死んでたもんね」
(実習から一緒に仕事をしていた先輩談)

あえて厳しくしていると周囲の先輩方からの話もありましたが、生活リズムの適応ができず、ストレスも相まって翌朝帰ってからはすぐ布団に向かって夜まで起きれず。

大人ニキビもボツボツ生まれてくるくらいに精神的にかなりのダメージでした。入社前はほぼないまでに抑えられてたので確実にストレスが原因。

実際、実習中に辞めてしまう人もいます。丸1日職場で寝泊まりしながら、かつ新人で勉強しながらみっちりと仕事を覚えていく....結構しんどいです。

自分も入社してから2,3名ほど見かけました…過去にはもっといたらしい…

まとめ

以上のように、規則面でキッチリ理知的な教育態勢かと思えば、実際はガチガチ体育会系の教育態勢でお届けしております。

今どき遅れていますが、独り立ちすると周りに助けてくれる人もいない状態が生まれてくるのである程度は仕方ないのかもと思うところもありますが....マニュアルで指導方法を統一して、感情的な指導にならないような対策は打てるように思います。

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