給水塔百景 (東北ツアー中編 秋田県大仙市-秋田市-能代市)
朝、二日酔いなし。
6時前に起きる。
残念なモーニング。
ヴィラフォンテーヌとか東横インよりは多少マシ。
岩手県奥州市から一路、秋田県大仙市へ。
今回の旅で最も謎の多い強首の戦争遺産となる給水塔。
正確な場所は事前調査では不十分。
まずはいってみる。
意外と早く戦争遺産の案内版が見つかり、事前に調べた場所に行ってみる。
野球場とサッカーのコート。
給水塔は見当たらない。
土地としては低い場所になり、給水塔の配置には不適切なはず。
丹念に周囲を歩くと古いコンクリート作りの建物がある。
戦争遺産らしい。
藪漕ぎをして近づいてみる。
片方はトーチカのように見える。
片方はタンクにも見えるが給水塔では無さそう。
うーむ、給水塔はあるのか…
来た道を戻り、戦争遺産の案内をよく読む。
現在地など書いてないし、現在の状態ではない戦時中の配置図。
悩みながら読み解く。
5分位眺めているとなんとなく位置関係が掴めてくる。
周囲より高台になる地域と低地になる場所がわかってきた。
配置図に水槽の文字を見つけた。
これだ。
北に位置している。
農道が北に向いている。
農道をゆっくり北上して周囲を確認。
見つけた。
九州の漁港で見つけた戦時中の給水塔、北海道の炭鉱跡地に残る給水塔同様、見つけたことがうれしい。
二つ目の目的地、秋田市のニュータウン。
どんなタウンか。
大仙市から割と近く30分程度で見えて来た。
コンビニでお茶を買ってコンビニの駐車場から見学。
現地に行ってみる。
シンボリックで近代的な給水塔。
近くには大きな街道があり交通量が多い。
近所にクルマを止めてぶらぶら歩きながら撮影。
近所の工場か?
中に子鹿らしき動物が居る。
かわいいので写真を撮ろうと思うが、鹿ではない。
ヤギとか羊と考えるがちょっとちがう。
秋田犬でもない。
牛感のある鹿風。
カモシカだ。
野良カモシカってあまり聞いたことない。
飼いカモシカも聞いたことない。
スマホを動画に変えて撮影…
ゆっくりと画面から消えた。
珍獣発見。
能代市の配水場にある給水塔へ向かう。
こちらもあまり遠くはない。
小一時間走って到着。
タンクには上水道の文字とカモメ。
やはり青と白。
北上する。パチンコモナミ。
パとモが抜けてる。
なぜそこだけ看板が落ちたのか。
チンコ ナミ
ナミだ。並。
移動して東日本の大型廃墟の尾去沢鉱山に向かう。
途中、比内地鶏で有名な比内へ入る。
親子丼美味しい。
更に尾去沢鉱山に向けて移動。
尾去沢鉱山に到着。
炭鉱跡を散歩して歩く。
中はひんやり涼しい。
足尾と大差ない内容に感じるが、足尾より観光地として生きている風である。
炭鉱の外から改めて見学。
盛岡に向かう。
途中、キリ看が密集している。
今宵の宿にチェックイン。
盛岡のまち、飲みに行く。
最初に日本酒の居酒屋、チェーン店ぽい。
岩手は辛口が多いが、甘口が好きなので東北飲み比べにする。
陸奥八仙、花邑、甘くて美味しい。
近所のオーセンティックバーに行って洋酒飲む。
長めなカウンターにピアノもあり、雰囲気はオーセンティックだが、客は初めてバーに来たようなガキと大声で話す田舎もん。
なんか残念なバー。
久しぶりにAO。
クセが無くて美味しい。
盛岡の夜、つまらないので早く寝る。
2022年5月
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