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不動産屋の"業者"呼びについて

こんにちは、スヤンクです。 不動産屋は常日頃から、"業者"という言葉を使います。 この言葉、とても失礼で生意気な呼び方だ…と思われていませんか? ですが、この言葉は、法律の定義から来ているのです。 宅地建物取引業法 第二条 第三項 (用語の定義) 宅地建物取引業者:免許を受けて宅地建物取引業を営む者。 この宅地建物取引業者を省略して、業者と呼んでいるだけなので、不動産屋が業者といった時には、"不動産仲介のプロ"のことを指していることになります。ここで注意ですが、「宅地建物

    • 不動産屋やるなら、まずはフリマアプリをやっておけ、という話。

      どうも、スヤンクです。 みなさんはフリマアプリやってますか? 私はやってます。 というのも、コロナの影響で少しでも稼がねばと、 試しにやってみたところ、 「あ、これ不動産にも生かせるな」と すごく勉強になったので、まとめてみました。 フリマアプリといえば、メルカリやラクマなどなど、 有名なのがいくつかありますが、 私が使ったのはメルカリでした。 普段もっと高額な不動産扱ってるし、 楽勝だろうと思って始めてみたら、 本当に楽勝で、すぐに数件売れて調子に乗りました。 (順調なの

      • 建物はいつもひとつ!! 「一敷地一建物の原則」 について

        みなさんこんにちは。 不動産屋のスヤンクです。 突然ですがみなさんは、 「ひとつの敷地にひとつの建物しか建ててはいけない」という 一敷地一建物の原則をご存じでしょうか? ふつうなら知らなくて当たり前なのですが、 実は、ほとんどの不動産屋もこの原則を知りません。 なぜならこれは建築の原則であり、 宅建の勉強に出てこないからです。 というのは言い過ぎですが、 不動産屋は「いかに貸すか/売るか」に敏感なため、 建築基準法内の原則を意識している人が少ないのです。 では、これを知ら

        • 「客」か「客以外」か

          A「いらっしゃいませ。本日はどのようなご用件でしょうか?」 B「マンションを買いたくて、ちょっと立ち寄ったんだけど…」 A「ご購入ですね。不動産ご紹介のために、少し質問させてください…」 初めての不動産購入を検討しているBさんは、 いざ決意して不動産屋(A)を訪ねてみました。 Aと出身地が近いことで会話がはずんだものの、 気になる物件がなかったため、その日は帰ることに…。 でもなぜか、その日以降Aから連絡は無く、 ネットで不動産情報を見る日々が過ぎていくのでした…(完)

          有料
          200

        不動産屋の"業者"呼びについて

          不動産屋から見た風景

          あなたは今、どこにいますか? 自宅、カフェ、ホテル、電車や車など どこにいても必ずその身の回りには 不動産が存在していますよね。 これほど身近な不動産なのに、 人生の中で不動産と向き合う機会は ほとんどありません。 いざ不動産と向き合った時、 土地や建物の目に見えることはもちろん、 お金、権利、法律、慣習など、目に見えないもの、 その複雑さと理解できない手続きに 戸惑いや不安、怒りを覚えるのは当然のことです。 私はそうした問題に直面する多くの人々と出会う中で、 「見て

          不動産屋から見た風景