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『地域おこし協力隊』って名前、変えませんか?

激動の一年というか、ある意味、激不動のステイホームな一年も終わりが近づいてきた。

Go Toを止めるなとかいろいろ言うけれど
人をフィジカル移動させずにお金を落としていくことをどうして考えないのだろう?

僕はGo Toはやめればいいと思う。
そもそもGoToとStayHomeという二つの相反したメッセージが混乱を招くのは簡単に想像できるはずなのに。

外国語がてんでダメだから文法とか間違ってると思うので
ニュアンスを全力で汲み取ってどなたか修正していただきたいけれど
僕は「Share Money」とかストレートな方がいい。

そしてGoToトラベルや、GoToイートのように利用者本人のお得感で終わったり、ましてやその利益が大企業の旨味になってしまうのではなく、
そのお金が、困ってる他者のもとに還元されるという
利他的な社会システムをこれを機に構築できればどれだけ素晴らしいか。

それを「家にいろ!」「旅に出ろ!」と、矛盾した二極論のはざまで振り回すしかない前&現政権はほんと知恵が足りなすぎると思うなあ。
政治家になる人とか官僚の人って、もっと賢い人たちだと思ってたのに。

しかしこんな風に
そもそもネーミングがよくないというか
そのネーミングのせいで、変な圧がかかっている事象というのは
よくあって、その象徴が
地域おこし協力隊」だなあと思う。

というのも僕が主催するオンラインサロンのなかで
まさに昨日「地域おこし協力隊のこと」というウェビナーがあった。

サロンメンバーで、現在まさに地域おこし協力隊として
地域で活動している子が4人いて
彼らが思う、地域おこし協力隊の「良さ」と「もやもや」を
赤裸々に語ってくれるとても気づきの多いウェビナーだったのだけど
そこでも、そもそもこのネーミングがよろしくないのでは?
という話になっていた。

「地域おこし協力隊」
名前くらいは聞いたことがある人も多いんじゃないだろうか?

昨日のウェビナーで、進行をつとめてくれた
地域おこし協力隊卒業生でもあるCさんによると

地域おこし協力隊は、平成21年にスタートし、もう10年が経つ制度で、当初30程度の自治体、100名弱の隊員受入れでスタートしたのが、現在は1000を超える自治体で5500人以上の隊員が活動しているという。

総務省のデータによると、男女比は男性6割、女性4割。年齢は20代が3割、30代が4割弱、40代が2割強ながら、10代から60代まで幅広い世代の方が活動していて、任期は概ね1年〜3年。雇用形態も勤務体系も受け入れ自治体によって様々で、「ミッション」という言葉で表現される活動内容も見事にさまざま。

しかし大きくは、「これこれこういう業務をしてね」「こういう課題へのアプローチをお願い」と、やることが決まっている【ミッション型】と、「地域活性や町づくりになることならなんでもいいよ」「スキルを生かしてできることを提案してね」と、自由に活動させる【フリーミッション型】のふたつのタイプに分けられる。

ちなみにサロンのメンバーの4人のうち3人はミッション型だった。

✳︎

メンバーそれぞれの話が実に面白く、僕自身、地域おこし協力隊の仕組みを活用して自治体のお仕事を進めたりしているのに、勉強不足な部分が多々あることを知って、本当にためになったというか、正直反省した。

そんなウェビナーで、「確かにそれわかる気がするー!」と思ったのが、協力隊員のモヤモヤの一つとして挙げられていた「なんでも頼んでいいと思われてる?」というもの。そして、それもこれも「地域おこし協力隊」というこの「協力隊」という名前が、地域のためならなんでもやってくれるんでしょ的なイメージに変換されてしまっているのでは? と。

ただでさえ、協力隊を受け入れる行政と地域市民との板挟みにあったりしがちな、心労の多い仕事なのに、なんでも屋さんじゃあるまいし、地域の人に、なんでもかんでも協力してくれるんでしょ? みたいに言われたら、そりゃあお腹のなか煮えくりかえってくるよね。

だから、なんとかこの「地域おこし協力隊」という名称を、地域の現場から総務省まで突き上げてチェンジさせたいと昨夜、マジ心に誓った。

僕はそもそも「地域おこし」という言葉が地域へのリスペクトを感じられなくて好きじゃないから、大喜利的瞬発力で「地域に風穴あけ隊」っていうのが思いついたけど、これが最適なのかはまだわかんない。だからいい名前あったらぜひ教えて欲しい。

あと最後に、地域おこし協力隊のモヤモヤ話にあったんだけど、

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編集者。1974年兵庫県在住。『Re:S』『のんびり』編集長。著書に『風と土の秋田』リトルモア、『魔法をかける編集』インプレス。『アルバムのチカラ』(共著:浅田政志)赤々舎。その他、『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』(佐藤健)など、手掛けた書籍多数。

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