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ぜんぶ伏線。 だからアーカイブ

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2015年7月の記事一覧

「減る」ってそんなにアカンこと?

「減る」ってそんなにアカンこと?

今朝も『ミドリ』でモーニング食べながら神戸新聞。地方創生「国の支援を」という記事に落胆。神戸市みたいな充分すぎる街が、何をもって「地方創生、国の支援を」やろ?

神戸で育ち、いまは神戸に事務所を構える僕は、やっぱりもって神戸の街に愛がある。せやけど、三宮駅の再開発や、道路インフラをこれ以上整備するような費用なんて、まったくいらない。どうか神戸に予算を落とさんといて欲しい。必要ないから。

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言葉の軸足

言葉の軸足

秋田県の『のんびり』の編集長をさせていただくようになってから、地方から何かを発信していくことについての講演やワークショップの依頼、果ては、地方のものづくりやブランディングなどといった大づかみなテーマで、何かを相談されることが多くなってきた。

僕は編集者なので、あくまで「編集のチカラ」で問題解決する方法について、お話させていただくのだけれど、そんななかで最近避けて通れなくなってきたのが、「編集」と

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「声」を「声」のままに。

「声」を「声」のままに。

秋田の木版画家、池田修三さんの日記を読んでいると、修三さんがいかに読書家であったかがよくわかる。僕もなんとか修三さんの思考に追いつきたいと、日記に出てくる文献をチェックしてはAmazonでポチる日々。

そんななかの一冊、棟方志功の『板散華(はんさんげ)』。これがとてもよかった。なんだかドキドキするほどに独特な文章で、棟方志功という人の野生がありありと伝わってくる。僕にとって「正解!」とも言う

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もやもやプリン

もやもやプリン

秋田のお母さんたちのおもてなしの気持ちの現れでもある、寒天料理。寒天そのものの産地は長野県だというのは、前回のnoteで書いたとおり。けれど、そこで作られる上質な寒天にこだわり、日本一、愛と情熱を持って寒天料理を楽しんでいるのが、秋田のお母さんたちだ。

そんな秋田の母さんがたを寒天使いの名人という意味の「寒天使」と呼び、その「寒天使」たちが作る寒天を『天使の寒天』とネーミングしたのは昨年のこと。

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あこがれのお顔

あこがれのお顔

小学校5年の時、親父がスーパーマリオブラザーズなるゲームとともにファミコンを買って帰ってきた。当時の親父の気持ちがどうだったのかはわからないけれど、親父がその後も、ディスクシステムやゲームボーイを買って帰ってきたように、僕はニンテンドーDSを、wiiを突然娘に買って帰ってきたりする。

外で遊ぼや! 目ぇ悪なるで! とかなんとか言いながら、日曜日にはそらと『スプラトゥーン』してる僕が信じているもの

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見えぬけれどもあるんだよ

見えぬけれどもあるんだよ

おそろしい。
ツイキャスで国会中継を見て、これがいまの日本の現実なのかと愕然とした。

ニュートラルに見ることを心がけてなお、言い訳がましく映る安倍さんはもう必死のパッチで、ついには、国民が選挙で我々を選んだんだから、国民が選んだ我々が決めることの何が国民の意に反しているのか? というようなことを言い出す始末。こんな言葉が出てしまうことこそが、可視化出来るものだけを信じてきた、経済おじさんたちの大

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