猛暑に夏鶯の声(それぞれの夏)

それぞれの夏、ヒートショックで外に出られない日が続く7月の夏、
それでも夏鶯はけなげにも毎朝の美声を聞かせてくれる
ひな鳥たちは無事育っているだろうか。

ウクライナ戦争、イスラエル戦争が継続中であるがスポーツの祭典@PARISは盛り上がっている。日本柔道が世界に広がる中で、中身が本来柔道から乖離するも致し方あるまい

2500年前のインド仏教が中国に渡った時に、思弁的すぎるインド哲学(空の思想)を理解できない中華民族は、プライドもありインド物は受けない姿勢と昔からの道教―老荘思想(無の思想)をベースにした格式仏教に切り替えて漸く受け止めた史実と変わらない光景が見えてくる。

柔道については審判もアマチュア・クラス、とても日本的な細部までの理解は無理だろう。
日本女子の柔道家はそれを理解したうえで本家としての明らかなipponで勝つことを求められる。審判団もそれをわかっていて、日本選手にハンデイをつけている。(柔道家の目線では
阿部詩の敗戦前に、すでに相手の偽攻撃があって負けても
世界が無視したのはその一つだろう。
24歳の世界チャンピオン、どうなんだろう。酷な言い方だが、
例えば15歳の野球少年だった大谷翔平の例。

彼が書いた曼荼羅シートには、目的に向かい基礎的な体力つくり、野球選手としてのスキルアップに加え、メンタル、人間性の強化が書いてあったことを思う。そこには精神力のほか相手選手に対するリスペクト(Shohei 選手は審判のみならず相手チームの監督、プレーヤーまで気を遣う)と運の強さもあったはず。彼は先日のメジャーリーグのオールスター戦で、試合中も相手チームの選手のスキルを一つでも吸収(自分にないものは盗もうと観戦していた姿が映し出された)
それがアスリート魂なのだろう。

さて、アメリカの大統領選も最後の90日に入った。民主党は最後まで抵抗したDr。バイデン(ジルバイデン夫人)を説得、カマラハリスを得た。インド人か黒人か等小物のトランプは票田の貧しい白人男性層狙いで主張したが、下の策。
民主党の圧倒的な金力(ソロスはじめユダヤ系)と大手マスコミを操りながら、2020年(バイデン勝利)再来を狙うだろう。
勝負は接戦州→北の3州(ペンシルヴァニア、ミシガン、ウイスコンシン)と南の3州(ジョージア、ネヴァダ、アリゾナ)の分捕り合戦に入る。

南はトランプの若干有利が報告され、北の3州のビルヒリー;貧しい白人工場労働者層がターゲットだといわれるが果たして如何か。
トランプがVP候補はヒルビリー出身のVANCE上院議員、39歳で男性と若者層に食い込めるが、ハリス候補の女性、マイノリテイ(中南米とアジア系)、若者層にアピールする民主党の戦略、どちらに軍配が上がるか?

トランプは政策で勝負するを前面に出してみてはどうか?
ハリスは政策面で圧倒的に弱い、経験不足からひたすら原稿を読むだけだろう。客観的に見れば、政策面の不法移民、経済面でトランプを上回ることは難しい。ひたすら検事役が極悪犯罪人を追い詰める3流刑事ドラマの展開にならないこと祈る。
テーマは常に「政は国民目線の政策に限る」と願いたい。

政策といえば、政策なしの政が当たり前の日本の民主主義はどうしたものか。先の東京都知事選―貧困からくる若い世代の少子化に切り込んだのか、介護退職の現状は議論されたのか、
来るべき国政選挙に向けて、政権政党と野党は基本政策を国民に提示しているのか、納得できる国民経済の復活、実質所得倍増は議論の遡上にのっているのか?
派閥はいらない、
無駄な金は要らない
自立した国になるための主要な政策が第一
政治家各位は
上記による政が可能であると何故胸を張ってアピールしない。
必要な勉強をしているのか
聞けば、後援会不要、派閥不要、活動資金不要と主張する自民党議員が総裁選挙に出ることを与党・マスコミが組んで邪魔している(これまでの利権構造を壊すうごきになることは許さないと言わんばかり)との報道が流れている。
野党では、かつて何度も消費税増税に与した元民主党幹部枝野氏がまたまた代表選挙に出るとの報道。
国民経済を貧困のどん底に落とし込んできた政権党、短期とはいえ消費増税に与した民主党ともども、あいかわらずの国民の竈の煙を一顧だにしない「政治屋」を続けて恥じない。

今年の炎暑を、この国の政を考え直し、国民の竈の煙が見えない、自分だけよければの政治屋を拒否する機会にしよう。


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