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心不全療養指導士 認定試験ガイドブック 第3章 心不全の予防活動 脂質管理・肥満・糖尿病編

こんにちは
心不全患者さんが幸せになれるよう
日々勉強中の飯沼です。

心不全療養指導士 認定試験ガイドブック第3章
心不全の予防活動 ~脂質管理・肥満・糖尿病篇~
まとめと勝手に予想問題です。

それでは見てみましょう!


脂質管理

動脈硬化ガイドラインでは脂質異常症の診断基準としてLDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド、non-HDLコレステロールによる基準が示唆されている。
脂質管理においても定期的な脂質異常の評価とともに、禁煙、適正な運動の継続、適正な食事、節酒がもとめられており、生活習慣の修正を目的とした療養指導が必要である。

冠動脈疾患予防から見たLDLコレステロール管理目標設定のためのフローチャートではリスクの数に応じたリスクの設定がなされている。

動脈硬化 LDLチャート.pptx

スペースの問題でリスクの表は簡略化しています。

日常生活では、ついつい塩分と同時に脂分も多く摂取しがちですよね。
動脈硬化を基本とする虚血性心疾患後の心不全が多くみられており、心不全の予防には脂質の管理もやはり重要になってくるのですね!



肥満・糖尿病


肥満や糖尿病は心不全の発症に関連しており、インスリン抵抗性を基盤とした糖尿病やメタボリックシンドロームはいずれも心血管疾患の主要な危険因子である。
内臓脂肪が蓄積すると、インスリン抵抗性を増大させ、動脈硬化を促進する。
内臓脂肪の評価:腹囲で男性85cm、女性90cm以上を内蔵脂肪蓄積と診断する。
BMI(body mass index):体重(kg)÷身長(m)2 基準値は25kg/m2以上で肥満とされている。

ガイドブックでは心不全予防に有効な糖尿病治療としてナトリウム・グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害薬が紹介されていました。SGLT2はどんどんエビデンスレベルが上がっていますねー。

お知らせ

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私たちのクラウドファンディングは7月12日をもってsuccessしました。
80名を超える多くの方々からのご支援を頂き、70万円以上の支援が集まりました。ここまで応援くださった皆様、本当にありがとうございました。
まだ何者でもない私たちのプロジェクトに少しでも共感を頂き、具体的な支援をくださり、心から感謝しております。皆様のご支援で自分たちの描きたい未来が日を追うごとに形になっていく様子を見ることができ、心から感謝を申し上げます。皆様のご支援と期待
を背負い、このプロジェクトを通して「生きがい」を取り戻した人々の笑顔が多く生まれますよう、よりいっそう努力してまいります!

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