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「夢の働き方」実現のために求めていたカリキュラムでした!

沖縄や宮崎など、地方では「プログラミングスクールを卒業するもエンジニアとして就職できずにいる」という話をよく耳にします。
その原因を探るべく、弊社で企業側にヒアリングした結果、「初心者向けプログラミングスクール卒業程度では、企業が求める実務レベルに達していない」ということがわかりました。
そこで「プログラミングスクール卒業程度」と「企業が求める実務レベル」の溝を埋めるため、「実務レベル」を目指す方向けのプログラミングスクールRe:Build Boot campを運営することとなりました。
3ヶ月間で、実務レベルに必要な「ヒアリングスキル」「最低限の技術力」「自己スケジュール管理」の3つのスキルを身に付けられるカリキュラムを用意しています。
この記事では、7月に卒業した第一期生、麦倉さんにインタビューした内容をお届けいたします。

プロフィール

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麦倉祐貴(むぎくらゆうき)さん
栃木県出身。沖縄県沖縄市にあるスタートアップラボLagoon(創業支援施設)に勤務している。ものづくり(3Dプリンター・レーザーカッター)のエリアを担当しており、ICT人材育成の一環としてLagoonで行っている、プログラミングスクールのサポートも。
SATRTUP LAB Lagoon Webサイト

エンジニアに興味を持ったきっかけ

最初にプログラミングに出会ったのは大学の授業だったと思います。工学系の大学に通っており、卒業研究では画像解析や数値解析を利用しました。個人的にVRにも興味があってVRの開発に必要な言語を調べることもあり、プログラミングを身近に感じていたし、興味も持っていました。
エンジニアになろうかなと思ったきっかけは、SNSで見た「好きな場所で、好きなことをしながら働く」というプログラミングスクールの広告。安直な考えで、今なら、そんなに甘くはないぞ!と当時の自分に言えるのですが・・・
とにかくその言葉をきっかけに、広告の掲載元だった沖縄のプログラミングスクールに通おうと移住してきました。

Re:Build Bootcampに参加しようと思ったきっかけ

ちょうどRe:Build Bootcampのようなカリキュラムがあったらと思っていたからです。
沖縄への移住のきっかけになったプログラミングスクールを卒業しましたが、卒業直後からフリーランスのエンジニアとして働くには大きな壁がありました。通っていたスクールだけじゃなく、大手のスクールでも”2~3ヶ月で立派なエンジニアに!”というような広告を掲載していることがありますが「あれ?プログラミングってそんなに甘くないよね?」と。スクールに通いながら、気づきました。

今の職場であるLagoonで開催しているプログラミングスクールも、スクールに通うのは3ヶ月間で、300時間程度の勉強時間の積み上げを目標としています。スクールの講師である現役のエンジニアは、エンジニアとして仕事をするためには、実践も含め1,000時間の積み上げが必要だと話しており、スクールを卒業するだけでは必要時間の1/3にしかなりません。そのような状態で、自分で責任を持って仕事を受けることはかなりハードルが高いように感じたのです。
なので、「スクール卒業程度の技術レベル」と「仕事を受注できるレベル」や「企業に就職し開発にすんなり入れるレベル」との差を埋めるプログラムがあればいいなと思っていました。

Re:Build Bootcamp参加当初のスキルセット

以前スクールに通っていたのでprogateはある程度やっていて、HTML/CSS、Pythonを使ってTwitterもどきを作ったこともありました。

講義の流れ

今回は”Laravelを使ってECサイトを開発する”というのがメインのカリキュラムだったので、Laravelの講義から始まりました。実際の文法を講師の方に習う時間は短いので、書き方についてはTechpitの教材を自分でこなしながら、適宜Slackやもくもく会で質問する形式です。
講義の中心となるのは一つのサービス・システムを実際どのように開発していくのかでした。
・複数人で開発するときに欠かせないGitLabの使い方や、コミュニケーションのとり方
・依頼主の要望をしっかりヒヤリングし、どのような機能が必要なのかの洗い出し方法
・細かくタスク化して、誰が何をするのか担当分けやスケジュール立て
・レビューの出し方や修正の仕方
などを現役のエンジニアから学びました。

講義の後の時間やもくもく会、個人での作業時間を使ってECサイトの構築を行っていきます。レビューや質問対応も現役のエンジニアが行ってくれるので、より実務に近い方法を学ぶことができます。

実務レベルに達したと思いますか

現在サポートを務めるプログラミングスクールを卒業したばかりの生徒と比べると、やはり大きな差は生まれていると感じます。自分が企業の人間だとしても、Re:Build Boot campのようなカリキュラムをしっかりこなした経験があれば、教育コストが削減できると考えると思います。つまり、採用してもらいやすいのではないでしょうか。
実際に自分で「実務レベルです!」と胸を張るのは、できる人とできない人がいると思います。しかし、よりインターンや転職活動へのステップを踏みやすくなったので、今後実務に入っていくことが重要になると考えます。自分の場合は、実務の場に入り同期や上司などと話したりする中で、実感できるのではないかと思っています。

様々な経歴を持つ講師の感想

住む地域も、スキルセットも、専門の分野も違う方々からお話を聞けるのはとても良かったです。今後もっと講師が増えれば、自分が働きたいと思っている場所の話を聞くことができたり、同じ職種の繋がりを作れたりするのでとても参考になると思います。

今後の取り組みの予定や目標

プログラミング始めるきっかけにもなった、「好きな場所で好きなことをしながら働く」というところを目標としています。でも、最初からフリーランスは難しいと思うので、一度会社に所属して開発の経験を積みたいです。年齢的にがっつりアピールできるスキルが無いと転職は難しいと思うので、まずはポートフォリオの作成などを通してもう少しスキルを磨いていく予定です。相手を納得させるというより、自分が満足できる状態に到達したいです!

麦倉さんありがとうございました。「転職のために相手を納得させるスキル」を身につけるのではなく、「自分が満足できるスキル」を身につける。というフレーズに感激しました。近い将来、「好きな場所で、好きなことをしながら働く」という麦倉さんの夢が叶うことを楽しみにしています。
Re:Build Bootcampは、もちろんエンジニアとして就職するためのステップとしてご利用いただけますが、豊富な講師陣の中にはフリーランスで活躍している方もいらっしゃいます。フリーランスエンジニアとしての働き方について学びたいという方もぜひご参加ください。

本スクールでは、株式会社テックピットさんが運営する、CtoCのプログラミング学習プラットフォーム「Techpit」を副教材に利用しながら、3ヶ月間チーム開発でECサイトを作成します。経験豊富な講師陣の講義とともに、エンジニアが実務で行っている流れを繰り返して開発していくので、スクール終了時には「すぐにエンジニアとして働くとこができる」スキルを身につける事ができます。今後も継続して開講していきますので、初心者から脱却してエンジニアとして転職をご希望の方は一度ご検討ください。

Re:Build Boot camp
第2期の受講期間は2021年1月中旬開始予定です。

お問い合わせ
https://re-build.company/contact/create
こちらのフォームからお問い合わせください。

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