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休職に至るまで②

前回の続きです↓

長引くお腹の不調に仕事を休んだり、内科でもらった薬を飲み続けるものの、なかなか改善しない日々が続きました。
※私はフルリモート勤務なので、記事に出てくる「出勤」とは在宅勤務です。

2023/3/4(土)
この辺りから、「お腹が空く」という感情が無くなってきました。また、寝ている時に急に動悸がして眠れなかったです。夜だからか、体調のことやこれからの仕事のことに不安を覚えました。

2023/3/5(日)
食欲が減っていき、1人前を食べることがきつくなってきました。この日は楽しみにしていたコンサートがあったのですが、体調が悪く断念しました。本当に行きたかったコンサートだったのでとても辛かったです。
夕方頃になんとか散歩に行ったのですが、全身がだるくゆっくりしか歩けませんでした。

2023/3/6(月)
朝、布団の中で目が覚めた瞬間から心臓がドキドキしていました。木・金と休んでしまったので、「今日は出勤する」と決めて体調不良をおして出勤しました。
生理も重なり、体も頭もぼーっとしながらの勤務でした。それでも容赦なく仕事は次から次へと降ってきます。お客様からひっきりなしに来る問合せへの対応、後輩からの質問対応・作業フォロー、社内会議の準備、システムのテスト、データ作成などたくさんのタスクをこなしました。先輩からは、近々他にもやらないといけない仕事の説明があり、「これだけやってもまだ終わりじゃないのか」と本気で目眩がしました。

2023/3/7(火)-2023/3/9(木)
お客様からの問合せが落ち着き、自分の仕事に集中して取り組むことができた穏やかな日でした。食べるとお腹が痛くなるのは相変わらずでしたが、朝のだるさが軽減されていたり、腹痛以外の症状は少し落ち着いていたように思います。

2023/3/10(金)
金曜日!地味な体調不良を我慢して働いた1週間がやっと終わる!という思いだけで出勤しました。順調に仕事を進め、定時退勤できそうと思っていたところに、定時15分前にお客様から問合せが来ました。しかも回答期限は月曜日の午前中とのこと。(ならもっと早く問合せしてよ😡)と思いつつ、定時退勤を諦め対応しました。結局21:00まで残業し(しかも対応は終わらず月曜日に持ち越しとなりました)、勤務を終えました。
ここで、何かがポッキリと折れた気がします。
普段から、21時まで残業なんて珍しいことではないのですが、この日は退勤してすぐに涙が止まらなくなりました。体調不良を我慢しながら仕事をこなすことに限界が来ていたのだと思います。全くお腹が空いていませんでしたが、無理やり晩ごはんを食べ、お風呂を済ませて就寝しました。23時頃に就寝しましたが夜中1時に目が覚めてしまい、そこから一睡もできませんでした。これまでの人生で、どれだけストレスを感じても睡眠だけはしっかりとれていたので、いよいよヤバいなと思い始めました。

2023/3/11(土)
友達と会う日でした。昨夜眠れていませんでしたが、休みの日は比較的元気になるので楽しい時間を過ごしました。

2023/3/12(日)
明日は金曜日に持ち越した分の問合せ対応をしないと、他にもあれとこれをして、、と仕事のことが頭から離れないようになっていました。ごはんを食べても下痢してしまったり、ふと泣きそうになったりと、月曜日が憂鬱で体がしんどくなってきました。

2023/3/13(月)
先輩2人が不在の日で、私と後輩しかいない(私が休めば後輩が1人になってしまう)日だったので、どうしても出勤しようと頑張ったのですが、できませんでした。3月になって仕事を休むのはもう3回目です。自分でもどうすれば良いかわからず、朝から泣きました。
3/11(金)に不眠の症状も出ていたので、心療内科を受診しようと決めました。運良く初診の予約が当日に取れたため、早速行きました。これまでの経緯を伝え、先生は「ストレスが原因でしょうねえ」と抗うつ剤と抗不安薬を処方してくれました。お薬が効くまでには1週間はかかるとのことでした。
正直、ここで「休職した方が良いですね」などと言ってくれることを期待していた私は、(お薬を飲んでまだ働かないといけないんだ。。)と絶望しました。自分から「休職したい」と言えるほどの勇気はありませんでした。
明日からまた仕事が待っているという現実に、泣きながら帰宅しました。家に帰ってからも涙は止まらず、人生で初めて泣きながらごはんを食べました。

2023/3/14(火)
限界を迎えた体と心をころして出勤しました。
毎日やっている作業でさえ、頭がぼーっとして「次はどうするんだっけ」と思考停止してしまうような状態でした。
普段ほとんど休まない私が、3月だけで3回も欠勤していることを上司も心配してくださり、話を聞いてくださいました。状況を正直に説明し、今週いっぱい有給でお休みさせていただけることになりました。

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読んでくださってありがとうございます。
続きます。

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