スマホから離れる手段
あれこれスマホに頼ってしまう時代に、スマから離れられる手段を持っておくことは、とても価値のあることだと考える。
スマホを触らないでいられると、目の前のことに集中できる。ダラダラと無駄な時間を過ごさずに済む。余計な情報を遮断できる。物思いにふけられる。寝入りやすくなる。目の疲れを癒やせる。
自分なりのスマホから離れる手段をここに整理する。
腕時計は、ファッションを楽しませてくれるだけでなく、スマホで時刻を確認する機会を減らしてくれる。たとえ一瞬でも、スマホを見ることで通知やメッセージに気付き、結局長時間触ってしまう。そんな事態を避けられる。
本を読むとき、紙の本で読むと、より集中できる。電子書籍の場合、本を閉じて他のアプリを開くことが容易なので、集中が途切れやすい。
iPodで曲を聞くとき、曲を変えるためにはいちいちiPodをポケットから取り出す必要がある。スマホなら、ちょうど触っているタイミングであれば、気に入らない曲をドンドン飛ばせる。iPadの方が不便だが、その不便さが、ランダムに舞い降りた一曲一曲を味わうことの良さを思い出させてくれて、せわしく生きる日常に少しの余裕を与えてくれる。たまには持ち出してみるのが良い。
支払いにSUICA(カード)やクレカを利用する。何もかもスマホで決済していると、時計と同じで、支払いの度に通知やメッセージに「気付いてしまう」、もしくは、通知やメッセージを「気にしてしまう」。一方で、スマホで決済するには常に充電を残しておかないといけないから、逆にスマホを触らなくなる、という効果があるのかもしれないが、これについては要検証。
スポーツは、試合全体の流れを楽しむために、ハイライトではなく、一試合をまるごと視聴している。空いた時間に少しずつ試合を観ることが多いので、たいていはLIVEで観られない。試合を観終わる前に、うっかり結果を知ってしまうなんてことはしたくないので、SNSを開かないようになる。一試合まるごと視聴することが、SNSを開く抑止力になる。
実践してないが、目覚ましに普通の時計を使い、布団から手の届かないところにスマホを置いておけば、目覚めたあとに布団の中でダラダラせずに、すぐ起き上がれるだろう。
生活に欠かせない様々な機能を、「スマホに集中させすぎない」ことが大切なのだとよく分かる。
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