模擬国連のデータベース創設への考察

導入

模擬国連を始め早一年が経とうとしている。紆余曲折あっても七転び八起きで気づいたら次の会議にアプライしているので、私は当分続けるのだろうと思う。

その上で、私の私利私欲による、リサーチの簡略化を行えるようなデータベースが欲しいと感じることが多くなってきたので、実際に設置するならばどのような形式が可能なのか、本稿では検討を行う。

思考フロー

・何を共有するか

最初に思い浮かんだのはUN libraryの資料を一元的に収集することである。特に、模擬の議題として取り上げられやすい議論にかかわる資料に焦点を当てて収集、管理することは、リサーチの簡略化の上で大きな意味合いを持つのではないか。
BGなども資料としては有用であるが、著作権の問題があるため基本的には含めない方針である。ただし、私個人が過去に出た議題においては私個人が資料を作成することは可能ではある(時間があるとは言っていない)。

・Google Driveを使用する形式

まず思い浮かんだ形式。無料だとストレージが15GBまで使えること、親ファイルのリンクを共有してしまえば子のファイルを一括で共有できること、多くの人がリサーチで用いているためユーザーに親和的であることなどがメリットとして挙げられた。

しかしながら、データベースを構築する上で、文字媒体のみであれば15GBでも相当量の記録が可能であるのに対し、非OCRの画像媒体も多いという事情によって容量面ではいつかは不安が残る。
また、ファイルの横断検索ができるかどうかを調べてみたところ以下のサイトがヒットした。


このサイトによれば、Google Cloud Searchというサービスがそれを可能にするのだが、一番廉価なプランでもユーザー一人当たり680JPY/月と「アホ高い」。多くの人に横断検索サービスも提供したいという願望はこれでは実現できない。

・Notionを使用する形式

大学生が有料プラン(廉価版)を無料で使えることを小耳に挟み、最近個人でメモ帳として使い始めたワークスペース環境。
このNotionの「ワークスペース」を用いれば…と思ったが、Notionの会員登録が必要であるため、データベースへのユーザーへのしきい値が高くなることが大きな懸念として存在した。個人利用には使いやすいんだけど…

・Wikiを使用する形式

思いついた名案。web上でwikiとして開設してしまえばいいのでは。サイトとしてなら、ユーザーも違和感なく使用できる。

しかしサーバーを構築する必要があることが大きなネック。自前で環境を構築するに足る知識は無いためレンタルサーバーが基本となる訳だが、お金かかるのか…とゲンナリしてしまう。これはAdSenseを入れればある程度緩和できるかもしれないが、正直このwikiの需要は限られていると思うので、自腹を切る覚悟は出来ています。

*無料サーバーでも解説を見れば作れると思うけど、個人的にサイト運営を一度やってみたいという勝手な願望があります()

また、知識面ではもう一つ大きな問題がある。WordPressだ。触ったことがないので全くわからないのが実現を阻む大きな障壁である。

しかし見つけてしまった、解決策を…!

ローカル環境下で完結できる選択肢があることで、まずは環境構築に力を注ぐことができ、また同時に記事の執筆も進めることである程度内容の層を厚くした状態で公開することができる。

この形式でいきます!

データベースの詳細

・名称 : 模擬データベース(暫定)
・初期構成 : MAMP+WordPress+Visual Studio Code (Win11)
・第二期構成:xserver+AdSense+WordPress+Visual Studio Code (Win11)
・内容 : 最初期はリサーチに役立つツール/リンク、シソーラスの説明など、テクニカルなアドバイスをメインに構成する。
その後主要な安保理決議や、議事録などを原文/日本語訳化し、アーカイブとして残す方向性で拡張を予定。
人によって価値観が異なる話題にはなるべく触れない方向性を想定している。

補足:あくまでも主体は有志であり、特定の団体を代表するものとしてのサイトとしては扱わない。

参考にしたサイト


WikiからアプローチするとDokuwikiでもいいかもしれない

自腹圏内の料金

Notionにブロック制限があるらしいと思って気になって調べたが、設定方法で回避できるらしい

横断検索の検討。wikiというアイデアはここあたりで固まった。


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