レイ

22歳/まほうつかい

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22歳/まほうつかい

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スコーピウス

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』 大好きなハリー・ポッターシリーズの続編、19年後の物語。 ハリー・ポッターシリーズの好きなキャラクターはそれはもう数え切れないほどいるが、その中でも特に好きなのがドラコ・マルフォイだった。呪いの子のお話には、その息子であるスコーピウス・マルフォイが出てくる。初めて観劇したのは2023年の8月。今回の話は、そこから時が経ち、2024年4月14日、3回目の観劇の時の話だ。 4月2日、応募していたゴールデンスニッチチケットの当選の連絡が来た。

    • 4年目の春

      大学に入学して4年目の春。4月があと数時間で終わろうとしているが、この1ヶ月間、大学生活4年目にして新たな気づきの連続だった。 1年前から怖かったことが、ひとつ、今日終わった。自分の前に試練として立ちはだかっていた、大きな壁。できるわけがないと何度も思った。それが今日終わった。入念に準備をしたにも関わらず完全な形にはならなかったし、なぜ気づかなかったのだろうという意味のわからないミスもあったし、何度も頭の中で繰り返した通りには言えなかった言葉もたくさんある。それでも無事に

      • 21歳最後の知見

        寒いのが大の苦手なのになぜか冬が好きなのは、冬生まれだからということにしている。21歳最後の日々の中で、これは真理だよな、と思っていたことがある。 人は、誰か大事な人を励ますとき、自分が欲しかった言葉しか言えない。 よく、「頑張れ」という言葉は気軽に言っていいものではない、という人がいるが、これを初めに言ったのはぜったい「頑張れ」が苦しかったことがある人だ。誰かを大事にしたい時、わたしは無意識に誰かに言ってほしかった言葉を言いたくなるし、言われて嬉しかった言葉は私も言いたく

        • 2023年の幸福たち

          早いもので、今年もいつの間にかイルミネーションが輝く季節になっている。最近近所のイチョウ並木が綺麗に秋色に染まっていて、あれ、紅葉って12月が見頃だったっけ、なんて思ったりしている。 昨日、遠方に住んでいる友人と久しぶりに電話をした。 「もう12月だね。」 「今年は結構いろいろあったよね。」 なんて話して、一緒に来年の抱負を考えたりした。 2023年、特に後半は、幸福の連続だった。幸せなんてありふれた言葉しか出てこない自分の語彙力が悔しいけれど、でも、幸せという言葉以外の

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        スコーピウス

          宝物たくさん、ありがとう

          先週末の土日、ディズニーリゾートに行ってきました。 一緒に行ってくれたのは実は私の初めてのnote「Noteを始めるきっかけをくれたあなた」で書いた彼です。直接会うのは1年半ぶりで、土曜日の朝は楽しみな気持ちももちろんありつつ少し緊張していました。でも結構前からディズニーいっしょに行こうねって言っていて、やっと実現すると思うと不思議な気持ちでもありました。 ディズニーランドに入ってまずお腹がすいたと言って食べたハロウィン限定のチュロスとタピオカドリンク、今回の2日間のディ

          宝物たくさん、ありがとう

          ずっと覚えているから、一年に一度逢いに来て

          『リメンバー・ミー』 私が一生で何度も観たい映画のうちのひとつ。 ※ネタバレありの内容です。 思いきり泣きたい時に観たい映画のひとつがこれだ。すごく綺麗なお話だから、綺麗な涙を流せる気がする。 「人は二度死ぬ」の考え方が結構好きだ。 一度目の死は、肉体が滅びた時。 二度目の死は、全ての人の記憶から消えた時。 「この世」で覚えていてくれる人がいたら、死者の日に「この世」に戻ってくる事ができる。だからご先祖さまの写真を置いて、子供に大切な家族として語り継ぐ。ずっと覚えてい

          ずっと覚えているから、一年に一度逢いに来て

          夏は冬が恋しくて、冬は夏が恋しいよね

          まだまだ夏真っ只中という感じで、毎日冷房が必須で、お風呂上がりに飲むお水がいちばん美味しくて、食べたいものランキング1位がうどんで2位がそうめんで3位が冷やし中華みたいな日々を送っていると、なんだか冬が恋しくなってきた。冬は冬で、寒すぎるって文句言うのにね。それでもやっぱり夏の私にとって冬が素敵に思えてしまうから、冬の好きなところについて、少しだけ。 冬、一人で歩いていて、鼻の奥がツンとなって、なんだか少し切ないような気持ちになって、それでも吸う空気が冷たいことも吐く息が白

          夏は冬が恋しくて、冬は夏が恋しいよね

          何かを大事にするのはいつも怖い

          インスタグラムでリール動画を何となく見ていたら、飼っている犬が病気になって手術をした、という内容の動画が流れてきた。そのお犬様は私の実家にいるわんちゃんと同じ犬種で親近感がわいた。手術の傷跡はとても痛々しくて、でもそのお犬様はおそらく陽気な性格で、手術跡はあるものの今は元気に暮らしているようだった。でもやっぱり術直後の傷が痛々しい姿が辛くて、その短い動画を見終えた私の目には涙が溢れていた。可愛いわんちゃんが痛くて辛い思いをしたことへの哀憐と、術後回復して元気に過ごしていること

          何かを大事にするのはいつも怖い

          親友は美少女戦士

          セーラー服型の戦闘服を着た戦士たち。 この1年半、辛い時いつも寄り添ってくれたのは、美少女戦士たちだった。 私がセーラームーンにハマったのは、20歳の時。 珍しい方だと思う。20代前半で今頃ハマる人って多分、そんなに多くない。セーラームーンは90年代の日本のアニメを代表する作品のひとつだけど、放送当時私は生まれてもいないので、同世代にセーラームーン好きはあまりいない。 実は私もハマる前まではうさぎちゃんの名前も知らなくて、戦士が10人もいることも知らなくて。 そんな私がセ

          親友は美少女戦士

          noteを始めるきっかけをくれたあなた

          生まれて初めてnoteに登録して、生まれて初めての記事を書いている。 正直な話、今までnoteにあまりいい印象は持っていなかった。胡散臭い副業の紹介や恋愛指南の記事が有料で売られてるイメージだったから。 だけどこのまえわたしの大切な友人が、noteのアカウントを教えてくれた。彼が書いた記事を読んで、彼が好きだという全然知らないだれかの記事を読んで、素敵な感性を持つ人たちの日記を読ませてもらえるみたいな、全然知らない人たちの日常にちょっとだけお邪魔させてもらえるみたいな、そ

          noteを始めるきっかけをくれたあなた