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#私を構成する5つの漫画

こんにちは管理栄養士erikaです。

漫画のお題を無視できるはずないじゃないですか。

私の内面は漫画によって育てられたと言ってもいいくらい漫画が好きです!

子どもの頃は『なかよし』『りぼん』『ちゃお』『花とゆめ』『少年ジャンプ』『少年マガジン』『少年サンデー』『少年チャンピオン』を欠かさず読んでいました。

休日に、部屋中に足の踏み場がないくらい漫画が散乱していたことも。

お気に入りの漫画は山ほどある中、子供の頃読んで、自分の内面に強く影響を与えてくれた漫画を5つ選んだので、良かったら読んでみてください。

SLAMDUNK ***井上雄彦***

真っ先に井上先生のスラムダンク。

「諦めたらそこで試合終了ですよ」安西先生のこのセリフはあまりにも有名ですよね。

桜木花道の無謀とも取れる前向きな精神、持ち前の運動神経とひたむきな努力でどんどん成長していく過程にわくわくさせられながら、勝手にライバル視される流川楓のかっこよさにも憧れました。

主人公の桜木だけでなく、流川、ゴリ(赤木剛憲)リョータ(宮城)ミッチー(三井寿)など登場人物が人間味あふれ、感動させられっぱなし。

特にミッチーが大好きで「バスケがしたいです」ってあのシーンは何回読んでも泣けます。

主人公のチームと対戦するチームの選手も全員が魅力的です。牧vs赤木、藤間vsミッチー、流川vs仙道、桜木vsフクちゃん、清田vs桜木などなどたくさんの対戦を通して、どの人にもドラマがありその人のスタイルがあって負けても努力してきた誰もが尊重され称賛されるべきだと教えてくれます。

たくさんのことを感じさせてくれる漫画ですが、最終話まで通して1番強く心に刻まれたこと、それは…。

何かをはじめる時は、桜木ジャンプシュートとドリブルを黙々とやったように、まず小さな基本的なことをやる。

その小さなことができるようになったら、それより少し難しい目標をたててクリアする。そしてまた少し上の目標をたてて努力していく。少しずつ積みあげて成長する!というやり方です。

日出処の天子 ***山岸涼子***

次に、こちらも影響されまくった山岸涼子先生の日出処の天子(ひいずるところのてんし)。

何度読み返したでしょうか。

のちに聖徳太子となる厩戸皇子(うまやどのおうじ)と蘇我蝦夷(そがのえみし)を中心に描かれている歴史漫画です。

厩戸皇子の持つ妖麗な魅力に魅了されます。圧倒的な画力で繊細なタッチと和風の美しい扉絵にもはまりました。

並外れた知力、美しい外見、なおかつ特殊な力を持つが故に幼い頃から孤独の中にいた皇子と、皇子が唯一心開き慕う蝦夷。この2人の関わりがとてもせつない…。

毒々しい感情や、冷徹さ、利己的欲求を持ち合わせた皇子像は、それまで読んできた少女漫画にはなかった新しさで衝撃的でした。

この漫画から、史実を元にした漫画が増えて、目に止まったものは読みあさりました。

歴史を題材にした漫画の多くは、わかりやすいハッピーエンドはむかえません。

人の心は複雑で、交わり絡み合い離れてはまた交わる。自分とは望むものも変わっていくのだと教えてくれます。

YAWARA!  ***浦沢直己***

3つめはスポ根柔道漫画やわらちゃんです!

普通に見える少女が、自分より大きな対戦相手をばんばん投げ飛ばして一本勝ちする漫画で、爽快感半端ないです。

主人公は「柔よく剛を制す」の体現者そのもので小さいのに強〜い。

早朝からかなりのトレーニング量を当たり前に継続していて、普通の女の子になりたいと言いつつもけっしてサボりません。

そんなやわらちゃんが一本勝ちするたびに歓喜して涙腺崩壊してしまいます。なぜか素直に感動できる漫画なんですよね。

YAWARA!は 自分が誰かを応援して、その人が結果を出せた時に、こんなにも感動し嬉しい気持ちになれるんだと教えてくれた漫画です。

ガラスの仮面 ***美内すずえ***

次に美内すずえ先生のガラスの仮面。

演劇しか取り柄のない少女まやの根性漫画です。何十年にも渡り今も演劇の道を突き進み続けていて、紫のバラの人、速水真澄氏は気が長いですね〜。

漫画の中で主人公は演劇を極めることで、リズム感なくて踊れなかったダンスが踊れるようになったり、表情と仕草で美しさを身につけたりして魅力的な演者に成長していきます。

何者でもなく何も持たない少女が、演ずるという手段で千の仮面を持ち、千の人生を生きていく。たった1人のファンが何者でもない少女を支えて、生涯のライバルとの切磋琢磨の中で、実力派大女優に育っていく過程に心ふるえるのです。

北島まやのように自分がちっぽけだと感じるからこそ、何か表現してアウトプットしたいのです。彼女のような特別な才能はなくとも、インプットだけでは得られない世界が広がっていくと思うのですが、どうでしょうか?

BANANA FISH  ***吉田秋生***

最後の5つめは吉田秋生先生のバナナフィッシュです。

日本人学生英二がアメリカでアッシュ・リンクスと出会い、血生臭い事件に巻き込まれていきます。

IQ180以上で超美形なアッシュリンクスがかっこいいこと!それがこの漫画を好きな最たる理由ですけど、それだけじゃありません。

ドラッグや幼児売春、スラム街や、犯罪組織など、少女漫画ではあまり取り扱われなかった内容から、日本とは違う銃のある世界に育つことに想いを馳せることになりました。

世界は広い。

自分は何も知らないなぁ。

無知であること、知らない世界が現実にたくさんあることを教えてくれました。

今はまっている漫画

私を構成する5つの漫画、最近は漫画を読む機会が減っていて、どうしても昔の漫画ばかりになってしまいました。

このお題、書いていて懐かしかったし楽しかったです!

最後に最近はまっている漫画を紹介して〆ますね!

『鬼滅の刃』‼︎

ジャンプ漫画の王道感あふれる、この作品!

かなり面白いです。かなり大人世代の私にも響いてきました。主人公の心がとても美しいので、今読むのにおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊



#私を構成する5つのマンガ

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