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Pine Script™ (v5) の覚書 - 6 : MTF移動平均線を描くインジケータの作成(4)

前回までの話


インジケータのパラメータを設定可能にする

インジケータの変数をあとから設定できるようにする。
ここでは、移動平均線のパラメータとして期間とsrc、見た目のパラメータとして線の色と太さをあとから設定できるようにしておく。
スクリプトの変数を最初に定義したのはこのため。

ここで使うinput関数とその引数

input.source(defval, title, tooltip, inline, group, display) → series float

input.int(defval, title, minval, maxval, step, tooltip, inline, group, confirm, display) → input int

input.color(defval, title, tooltip, inline, group, confirm, display) → input color

input.source() 、input.int() 、input.color()

mysrc=input.source(close,"移動平均を計算するソース",group="移動平均線の設定")
myspan=input.int(20,"移動平均の期間",1,200,group="移動平均線の設定")

cSMA=input.color(color.aqua,"SMAの色",inline="color",group="見た目の設定")
cEMA=input.color(color.yellow,"EMAの色",inline="color",group="見た目の設定")

wShort=input.int(1,"太さ(短)",1,4,inline="width",group="見た目の設定")
wMiddle=input.int(2,"太さ(中)",1,4,inline="width",group="見た目の設定")
wLong=input.int(3," 太さ(長)",1,4,inline="width",group="見た目の設定")

変更前の設定ウィンドウ(図1)と変更後の設定ウィンドウ(図2)を見比べると、変更後の方が分かりやすくまとまっている。

図1 変更前の設定ウィンドウ
図2 変更後の設定ウィンドウ

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