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2022年秋期講座『IPS(意図的なピアサポート)』

 リカバリーカレッジ高知では、現在、秋講座の受講生を募集中。その中から10月1日『IPS(意図的なピアサポート)』をご紹介します。
富山県からクロコさんをお招きし、リカバリーカレッジ高知下田つきゆびと共にIPSを御案内します。


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■ IPS(意図的なピアサポート)

シェリー・ミード氏の提案する『 I P S 』は、インテンショナルピアサポート(意図的なピアサポート)の略です。
 IPS の提案は、暴力による支配、また、精神の病というレッテルに伴う抑圧の経験から導き出されました。他人・社会から意味づけの仕方を押し付けられ、たとえば、病気とみなされている場合も多いということに着目しています。IPS は、そんな風に黙らされてきた人々の声に意識をむけ、それを話す勇気、聴く勇気をもった会話と関係性の実践です。

 2008 年より数年間はシェリー・ミード氏が来日して、IPS のワークショップが行われていました。現在、来日は叶わないのですが、これからも IPS の対話を学び続けたいと思い、IPS について話題提供をしたいと考えています。
 IPS は、どのような(たとえば危機的な)状況の時であっても、すでに一人ひとりの中にある大切なことを、お互いに大切にし合えるような対話を模索する、正解のあるゴールを目指すというよりは、各々が自分のペースで、ずっと学び続けられ るような面白さがあるように思います。他人も自分も間違いはなく、お互いに無理して変わる必要はなく、新しい見方を発見することで今までと会話が変わる可能性がある、そこに向かう時に少し難しさがあるとすれば、人に変わってもらうのを期待することなく、自分の見方をちょっと変えてみることを試してみる所なのかもしれません。

 今回は、IPS で話題にされている内容をお伝えしつつ、今まで IPS に触れたことが無い方も、シェリー・ミード氏の提案する新しい見方を少し試しつつ、お互いの学びが深まるような時間をご一緒したいと思っています。少しでも多くの方に、IPS を知ってもらえたら嬉しいです。話題について思いついたことをシェアする時間や会話を試してみる時間もありますが、聞くだけ、居るだけのご参加も大歓迎です。自分にとって心地のよく学べる方法でご参加いただけますと幸いです。

みなさま、お待ちしております☆

案内人:神通優子(クロコ)・下田亮太(つきゆび)


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