武蔵野台地は強く無かった!

これまでの常識は、高台は地盤が固く地震には強いと言われてきた。

東京の西部は武蔵野台地で優良な土地と思われてきたが、二つの埋没谷があることがわかった。


国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質調査総合センターhttps://gbank.gsj.jp/urbangeol/


一つは、多摩川沿いの田園調布の西側から等々力、上野毛、瀬田、尾山台、祖師谷大蔵、成城学園等の世田谷区の端の部分を占める高台。

もう一つは、中野区、新宿、代々木、渋谷、恵比寿、品川、五反田から海へ谷が深くなる。


H/Vスペクトルの数値のピークが1Hz前後とやや低周波にある場合には木造住宅に被害が出やすい。


「関東ローム層は軟らかい割には建物を支える力=地耐力があり、木造住宅をはじめ低~中層建築物の支持層としてよく利用しているが、厚いローム層がある地域では揺れが大きくなる。


地質調査総合センターより、2024年までには首都圏主要部が明らかになり、常識と思ってきたことが覆されている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?