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「強打者の2番」とは何なのか?

今日のファイターズはマリーンズに快勝しました。スタメンと打順を変えたのが効を奏したのかはわかりません。相手ピッチャーの調子にも勝因があったのでしょう。何よりファイターズのピッチャーが好投しました。

打撃では、テレビ出演で知られる杉谷選手が2番で役割を果たしたのは収穫でした。左右で打つことができ、バントも上手い杉谷選手は、2番がうってつけ。ぜひ固定してスタメンでいってほしいです。

疑問なのは、これが大田選手の代わりだったということ。打撃が今一つなのでスタメンを外れるのは仕方ないですが、あまりにプレーヤーとしての性格が違う杉谷選手がそこに入ることが、違和感極まりないですね。

ファン掲示板では、開幕当初から、いや昨シーズンからずっと大田選手2番に疑義が投げかけられてきました。しかし首脳陣の方針は、ほぼ一貫して「強打者の2番」として大田選手を起用し続けてきました。

その結果、もともとスロースターターである大田選手はスタートダッシュで調子を上げられず、試合数が少ない今シーズンでは、待っていられないと、スタメンを外されたのでしょう。

選手にとって、適任でない起用をし続けられることは不幸なことです。そのために、伸びるものもの伸びなくなったら生涯にわたる損失を被ります。

金曜日のゲームでは、初回に1番の西川選手が二塁打で出塁し、大田選手がファーストゴロで進塁打としました。2番打者としては十分な仕事でした。しかし、本人もチームメイトも、首脳陣も、微妙な気持ちになったのではないでしょうか。

ではこれから大田選手にはどんな位置が与えられるのでしょうか。代打要員、守備固め、ファームで調整? とれであっても、誰も納得しないでしょう。

何もかもチグハグだったファイターズのこのひと月。修正すべきは修正して、中盤に望んでほしいものです。

ファイターズと大田選手の今シーズンに、期待です。

RC


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