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Glideで運転日報アプリを作る

『手書きの書類をアプリにして、ちょっと便利にならないか?』と考えて、今回は運転日報アプリを作りました。

完成デモ

運転日報は運転前と後に書かなければならない書類。
もちろん、手書きでも構わないのですが、ペンが手元になかったり、走行距離を計算したりと手間がかかります。
そこで、アプリから必要な情報を入力して、Google スプレッドシートに集約できたら便利だなと思いました。

この部分をアプリ化しました

使用ツール

・Google スプレッドシート
Glide

Google スプレッドシート

先ず、運転日報に記入する項目を転記しました。

Google スプレッドシート

Glide

New project、Glide App、Google Sheetsの順に、指さし部分を選択・入力します。

Glide設定の流れ
Google スプレッドシートが取り込まれました
Layoutの設定
Text Entry(テキスト入力)の設定
Checkboxの設定

上司からのフィードバック

アプリの使用感と他にあると便利なアプリについて、フィードバックをもらいました。

  1. 時刻を『○時○○分』とか『○:○○』と入力するのではなく、ドラムロール型のように選択できると便利

  2. 同乗者の部分を『有・無』の選択にして備考欄に氏名を書いたらどうか

  3. 他に、出勤時に記録する体温チェックのアプリがあると良い

改善、改善・・・

1と2を改善します。(3もいいアイデアです)
確かに、今まで手書きしていたところをアプリでテキスト入力するなんて、全然、快適じゃないです。自分のアナログ度にがっかりしました。

時刻の選択は、Text EntryからDate Timeに変更しました。

同乗者の有無の選択はText EntryからChoiceに変更しました。

先のGoogle スプレッドシートに選択肢の列を追加します
画像右側のCONTENTのValuesに選択肢の列を設定

以上の変更で改善出来ました。⇒ 完成デモ

Google スプレッドシートへの反映状況

アプリを作成して気付いたこと

ノーコードにひと月しか触れていない自分にも、簡単にアプリが作れちゃいました。
フィードバックをもらって気付いのは、自作だからこれくらいかな?ではなく、スマホにある便利なアプリと比較されることです。確かに、不便なアプリを我慢して使う意味はありませんよね。ただ、操作性を向上させるためには、例えばGlideにどんなコンポーネントがあるのかを、もっと知る必要があると思いました。
そして、よりコンポーネントを活かすには、『書類からアプリへ』よりもアプリのデザインから企画をスタートする方が、利便性や快適性が向上すると思いました。

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