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Roger 短歌集

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私が #今日の短歌 で詠んだ短歌集です。
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#今日の短歌

短歌・書道「残り福」

蕎麦喰ひて 底に残りし 此の一本 腹膨れずも 愛でるべき哉 意味:蕎麦を食べていると、器の底…

Roger
3か月前
8

書道・短歌「六花の便り」

見上げれば 雨の音する 都心にも 静けさまとひ 六花の便り 意味:空を見上げると雨音がする都…

Roger
4か月前
10

短歌・書道「お茶漬け」

寒々し 師走の朝に お茶漬けを かきこむ匙の 湯気もあたゝか 12月の早朝はとても寒い。身体を…

Roger
6か月前
12

短歌・書道「師走の筆」

師走入り 筆を眺めて 傷だらけ そっと触れゝば 我がことのやう 意味:師走になり愛用の筆を眺…

Roger
6か月前
11

短歌・書道「冬の朝」

冬の朝 きりゝと締まる 空気触れ 我が身も締まる 気持ちこそすれ 意味:冬の朝のきりりと引き…

Roger
6か月前
8

短歌・書道「打ち上げ花火」

暑き夜に 上がる花火が 咲く刹那 ぴたりと止まる うちわの扇ぎ 意味:暑い夜の花火大会。夜空…

Roger
10か月前
5

今日の短歌「新学期」

愛娘 期待と不安の 新学期 花弁となりて 着いて行きたし 意味:愛する娘が期待と不安を持って新学期を迎えようとしている。あなたは一人で歩いて行くけれど、私はせめて空を舞う一枚の花びらになってでも、あなたに着いて行きたいんだよ。

今日の短歌「さくら花」

我が肩に はらり降り落つ さくら花 側に居てよと 歩みもそろり 意味:私の肩に桜の花びらがは…

Roger
1年前
24

スプラトゥーン3短歌「戦い終わって」

咆哮を 散らして龍は 空に消へ 海女美の庭に 桜ひとひら 訳:雄叫びを撒き散らしながら、タツ…

Roger
1年前
11

スプラトゥーン短歌「Fresh Season」

春風が 弥生の名持て そよぎ来ぬ 此処は灰殻 懐かしき街 訳:急に暖かくなり、春風が弥生三月…

Roger
1年前
6

今日の短歌「道潤む」

陽だまりの 温さほのぼの 雪溶けて 潤む道の端 春遠からじ 訳:厳冬も過ぎ去ろうとしている、…

Roger
1年前
6

今日の短歌「我が手我が筆」

世の中の 憂さは多かれ 苛立つも 我が手我が筆 誰も止めれじ 訳:世の中には不条理や理不尽が…

Roger
1年前
11

今日の短歌「路傍の雪」

陽も射して 路傍の雪も 緩やかに 融けて麗らか 立春間近 訳:厳しかった寒さが薄れ、穏やかな…

Roger
1年前
14

今日の短歌「落下」

丑三つの 静寂にどさり とどろきて 窓開け見れば 塊の雪 訳:草木も眠る丑三つ時、静かに寝ていた私に「どさり」と何かが落ちる音が耳に入った。慌てて窓を開けて外を見ると、屋根から滑り落ちた雪の塊があるだけだった。