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南風吹かば 荒れる野分を 案じつゝ 恙無くくあれ 我が秋津島 意味:南の空から暖かく湿った強…
祈りつゝ 今か今かと 待つ親に 泣いて教える 誕生の瞬間 意味:我が子の誕生を今か今かと祈り…
短歌とは 己が心の 雄叫びを 投げつけ喚く 魂の歌
幼な子が 祖母と耕す 畑では 土のみならず 心耕す 意味:散歩をしていると、畑で小さな子ども…
休日の 朝餉の後は 微笑みて 白磁の匙を 珈琲の海へ 訳:休日に少し遅めの朝食を取った後は、…
辰の刻 求めし蕎麦は 城下町 きりゝと硬く 旨さ十割 訳:午前八時に家を出て食べに行った蕎麦…
雨音を メトロノームと 思ひつゝ 筆のリズムも 踊る十五時 訳:しとしと雨の15時。私の周囲の雨音は、まるでメトロノームのように規則的に降っている。そのリズムに乗って、私の筆も軽やかに踊りだした。
夜も更けて 昇る半月 物悲し 音も立てずに 陸目指しつゝ 訳:マイクラの世界に夜が来た。静謐…